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【涙がでた】藤子・F・不二雄の「ノスタル爺」が神漫画すぎた件

ノスタル爺 藤子・F・不二雄

 

みなさんこんにちは、bayashiです。

 

「ドラえもん」の作者として知られる天才漫画家、藤子・F・不二雄先生が描いた読み切り漫画作品「ノスタル爺」という作品をご存知ですか?

「ドラえもん」などと比べるとそこまで有名な作品ではありませんが、タイトルの通り切なく、そして美しいストーリーが特徴の、個人的に大好きな名作ノスタルジック漫画となっています。

今回の記事では、一人でも多くの人にこの「ノスタル爺」という作品を知ってもらうために作品の紹介と、「なぜこの作品が多くの読者を惹きつけるのか?」ということを真剣に考察していきます。

ぜひ、最後までご覧いただけると嬉しいです!

【はじめに】「ノスタル爺」のあらすじを振り返ります

ノスタル爺 あらすじ

まずは「ノスタル爺」のあらすじを簡単に振り返ります。

“太平洋戦争より一人孤島に残され30年ぶりに日本へ帰郷した浦島太吉。
帰ってきてみたら故郷の村はダムの底。家族は、親は勿論、妻はすでに他界していた。
亡くなった家族らのことを想いながら彼はふと思い足を一歩一歩進めていく。
かって少年時代より座敷牢に長年閉じ込められていたあの老人の正体を考えてみた。
時折、彼の行動が自分の生活を覗き見していた事に気がつく。
すると目の前に見覚えのある風景が見えてきた。目を疑いその先へ進んで時彼は驚いた……。”

引用:ピクシブ百科事典「ノスタル爺」

 

記事の冒頭でもご紹介しましたが、この「ノスタル爺」は藤子・F・不二雄先生が描かれた短編読み切り漫画となっており、1話のみで構成された作品となっています。

あくまで短編漫画なのですが、読んだ後はまるで映画1本を見たかのような充足感を得られ、そしてどこか懐かしさを感じる作品となっています。

ただ、「この漫画は素晴らしい作品です」といくらここで言っても、どのような作品かは実際に見てみないと分からないはず…。

まだ「ノスタル爺」を読んだことがないという方は、YouTubeに漫画を掲載している動画があるので、ぜひ一度読んでみてください!

 

 

【考察・感想】「ノスタル爺」が読者を惹きつける3つの理由【ネタバレ注意】

ノスタル爺 考察 感想 ネタバレ

かなりのネタバレも含まれるので、まだ「ノスタル爺」を読んだことがない方は注意が必要です。

「なぜノスタル爺が多くの読者を惹きつけるのか?」ということを、僕なりの感想や考察を書いていきます。

結論として、以下の3つの理由があると思います。

  1. 夏の田舎が作品の舞台となっている
  2. 美しく、そして切ないストーリー
  3. その驚きの結末と数々の伏線

1. 夏の田舎が作品の舞台となっている

物語の舞台は、主人公の故郷である多くの自然に囲まれた里山の集落「立宮村」。
古き良き時代の小さな村が舞台として、ストーリーが展開していきます。

また主人公の浦島太吉が、太平洋戦争で残された孤島から帰郷する季節は「夏」。

「夏の田舎」という組み合わせからは、多くの日本人が切なさやノスタルジックを感じることが多いはずです。

実際、「サマーウォーズ」「菊次郎の夏」といった夏の田舎を舞台とした作品を見ると、ノスタルジックな気持ちになる方も多いはず…!

このような物語の舞台・季節も、この作品が多くの読者を惹きつける1つの要因ではないかと思っています。

2. 美しく、そして切ないストーリー

物語では、戦争により引き離された2人の運命のストーリーが描かれています。

そんな戦争という切ない時代背景の物語ですが、それでも太吉を思い続け、太吉の戦死の知らせが届いても死ぬまで独身を貫いた里子の美しい姿にも言及されています。

また、太吉が帰郷する以前にダムの底に沈んだはずの「立宮村」が、太吉の前に姿を表します。

そこにあるはずのない故郷の村があるという、非日常、そして非現実的な世界に太吉が紛れ込むように、漫画の読者もこの神秘的なストーリーに紛れ込んでしまうのではないでしょうか?

このように切なく、そして少し悲しい二人の美しい物語が多くの読者を惹きつける理由と言えるでしょう。

3. その驚きの結末と数々の伏線

おそらくこの作品を読んだ多くの読者が、最後の結末に驚かれたのではないでしょうか?

そしてこの結末を知った上で、再度この漫画を読んでみると、物語のセリフの中に数々の「伏線」が仕掛けられていることに気づきます。

「里子が死んで間も無くだったよ。後を追うようにな。」(太吉のおじ)

「抱けえっ!」(気ぶりの爺さま)

「せめておまえの子どもでも残っていれば生きる張りもあったろうに…」(太吉のおじ)

「ぼくは一度失ったものを二度も失いたくありません」(太吉)

引用:『ノスタル爺』

 

気ぶりの爺さまの「抱けえっ!」という発言も、その後の「せめておまえの子どもでも残っていれば生きる張りもあったろうに…」という発言を考えると、その意味を理解することができます。

「里子が死んで間も無くだったよ。後を追うようにな。」というセリフも、気ぶりの爺さまの正体を考えると納得がいきます。

そして「ぼくは一度失ったものを二度も失いたくありません」という発言は、一度失った村、そして里子をもう二度と失いたくない、二度目はどんな形であれ里子の近くにいてあげたいという太吉の本音の発言だったのでしょう。

このように短い漫画であるにも関わらず、数々の伏線が仕掛けらた切ないストーリーであるからこそ、この作品が多くの読者を惹きつける理由なのではないかと思っています。

ノスタル爺 抱けっー!!

 

「ノスタル爺」を読んだ「なんJ民」の感想を紹介

ノスタル爺 なんJ

ここまで僕の「ノスタル爺」を読んだ感想・考察を紹介してきましたが、2016年1月21日に藤子・F・不二雄のノスタル爺とかいう傑作という2chのスレッドがたっていたので、「なんJ民」の感想・考察も引用したいと思います。

もっと気になる方は直接2chのスレッドまで行って、なんJ民の鋭い感想・考察を読んでみてください!

約40年前とは到底思えないクオリティ

引用:藤子・F・不二雄のノスタル爺とかいう傑作

現代の作家が束になっても藤子先生を超えられるきがしないわ

引用:藤子・F・不二雄のノスタル爺とかいう傑作

結論
藤子・F・不二雄は間違いなく天才

引用:藤子・F・不二雄のノスタル爺とかいう傑作

 

【結論】藤子・F・不二雄の「ノスタル爺」は神漫画です

ノスタル爺 藤子・F・不二雄

今回は、藤子・F・不二雄先生が描かれた短編名作漫画「ノスタル爺」についてご紹介しました。

作品自体は本当に素晴らしいの一言ですが、あまり有名な作品ではないため、少しでも多くの人に知ってもらうためにこの記事を作成しました。

この記事がきっかけで、一人でも多くの方に知っていただき、そしてこの作品を好きになっていただけたら幸いです😌

また、「ノスタル爺」からノスタルジックを感じる3つの理由という関連記事も追加で執筆しました。興味のある方は、こちらもぜひご覧ください。

ノスタル爺
「ノスタル爺」からノスタルジックを感じる3つの理由ドラえもんの作者、藤子・F・不二雄先生の短編漫画「ノスタル爺」。本記事では「ノスタル爺」から、なぜこれほどまでにノスタルジックを感じるのか?ということを解説しています。「ノスタル爺」からノスタルジックを感じる理由を知りたい方はご覧ください。...

 

ということで、今回は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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|ギター|ノスタルジー|聖地巡礼| アニメやゲーム、映画の舞台でギターを弾いてます。 聖地巡礼が趣味。アニメ・ゲームは主にkey作品。AIRは芸術、CLANNADは人生。Twitterでは定期的にノスタルジックなツイートをしています。




POSTED COMMENT

  1. アバター Json より:

    禿同です
    最高峰の短編だと思います

  2. アバター yuuki より:

    知的で優しくてとても切ない、f先生らしい素晴らしい短編でした。
    里子ちゃんに太吉が全てだったように、口に出さなくても太吉にも里子ちゃんとの時間が全てだったんでしょうね。
    知的で礼儀正しい太吉があんな選択をすることが切なさを増しているように思いました。

    • bayashi bayashi より:

      里子と同じ時間を過ごすために村に残ったことや、物置に閉じ込められても里子を見守り続ける太吉から、もう2度と里子と離れないという意思を感じ取れますね。
      本当に素晴らしく切ないストーリーの物語ですね。

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