フランス

アルザスワイン街道の観光おすすめ都市6選【コルマール・リクヴィールなど】

 

ドイツとスイスに国境を接する、フランス最東端の「アルザス地方」

この地域はフランスの一地方として見ればまさに「辺境」と呼べる場所でもありますが、ヨーロッパ全体として見るとほぼ中央に位置している立地条件から、ドイツとフランスが衝突し、争い、発展してきた文明の交流地でした。

そのため、現在でもアルザス地方の街はドイツ風の建物が残りつつも、フランス的な雰囲気も感じることができる、一種特異な地域とも言えます。

今回は、実際に僕が訪れた「アルザス・ワイン街道」の観光おすすめ都市6選をご紹介していきます😌

 

「アルザス・ワイン街道」とは?

アルザス地方は東はライン川、西はヴォージュ山脈、南にジュラ山脈という恵まれた自然環境に囲まれています。

その自然環境から製造されるワインは非常に良質なことで有名で、フランス三大ワイン産地の一つとされています。

その中でもヴォージュ山脈の東斜面、北から南へ170kmに伸びる一帯は「アルザス・ワイン街道」と呼ばれており、アルザスワインを製造している街・村が点在しています。

そのブドウ畑の中に点在する街や村はとても美しく、メルヘンチックな雰囲気を感じることができる街道となっています。

 

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アルザスワイン街道の観光おすすめ都市6選

1. コルマール

アルザス・ワイン街道の街として、日本人にも根強い人気がある観光都市と言えば、このコルマール(Colmar)を挙げることができます。

コルマールには隣接して建つ木組みの家、歴史的建造物、メルヘンティックな雰囲気など、アルザス地方の魅力が全て詰まった街と言えます。

コルマールの街に流れる運河沿いのプティット・ヴェニス(Petite Venice)は、コルマールの中でも特にかわいらしい木組みの家、花々を見ることができます。

実際に船に乗って河下りをしながら、コルマールの街を観光することもできます。

 

また、コルマールはジブリ映画「ハウルの動く城」のソフィーが住む街のモデルとされたことでも有名です。

実際に映画で登場した建物を見つけることもでき、コルマールの街を歩いていると、まるでジブリ映画の世界に迷い込んだかのような感覚になります。

アルザス地方に訪れるなら、このコルマールには必ず訪れてみてください😌

名称:Colmar
アクセス:ストラスブールより電車で30〜40分。

 

2. リクヴィール

前述のコルマールからバスで約30分の場所に、ブドウ畑に囲まれた村リクヴィール(Riquewihr)があります。

リクヴィールは別名「ブドウ畑の真珠」と呼ばれるほど美しい村となっており、「フランスの最も美しい村」という名誉ある称号も得ています。

現在では、ヨーロッパ中から年間約200万人の観光客が訪れる、アルザス地方でも特に人気のある観光スポットになっています。

リクヴィールは村全体が石の城壁に囲まれており、16世紀に建造された木組みの街並みが現在でも保存されています。

村の目抜き通りであるド・ゴール将軍通りには、ワイナリー、レストラン、伝統のお菓子クグロフを販売する店が並んでおり、最も活気に溢れています。

ド・ゴール将軍通りの突き当たりにあるのが「ドルデーの塔」と呼ばれる、1291年に建造された高さ25mの見張り塔であり、街のシンボルになっています。

村のどこを切り取っても可愛いリクヴィール。アルザスを訪れた際は必ず訪問したい場所となっています😌

名称:Riquewihr
アクセス:コルマール駅前よりバス「106番」にてアクセス可能。所要時間約30分。日曜が運休なので注意してください。

 

3. ユナヴィール

ブドウ畑の真ん中にそびえ立つ教会がシンボルとなっているユナヴィール(Hunawihr)

人口約600人のこの村もリクヴィールと同様に「フランスで最も美しい村」に選ばれています。

ブドウ畑にそびえ立つのは聖ジャック・ル・マジェー教会と言い、八角形のめずらしい形をした城壁に囲まれた教会です。

教会からは、アルザスのブドウ畑を一望する絶景を見ることができます。

一面ブドウ畑の景色を眺めていると、アルザス地方がフランス三大ワイン産地の一つである理由がわかります。

名称:Hunawihr
アクセス:リクヴィールから徒歩約30分。

 

4. リボーヴィレ

8世紀にはすでに街が存在していたという記録残っている、古い歴史を持った街リボーヴィレ(Ribeauvillé)

現在では5,000人程度の人口がある街となっており、アルザスワイン生産の中心地となっています。

また、リボーヴィレは「コウノトリの街」としても知られており、建物を見上げると多くのコウノトリの巣を見つけることができます。

リボーヴィレの目抜き通り「グラン・リュ通り」

リボーヴィレの目抜き通りグラン・リュ通りには、ワイン醸造場やレストランが並んでおり、多くの人々が行き交う活気の溢れた通りになっています。

もちろんリヴォービレで製造されたワインを販売しているお店も数多くあるので、お土産選びには困ることはありません。

グラン・リュ通りから見える正面の山肌には「サントゥルリッシュ城」が見えており、リヴォービレから歩いて1〜2時間で行ける古城となっています。

名称:Ribeauvillé
アクセス:コルマール駅前からバス「106番」もしくは「109番」にてアクセス可能。また、リクヴィールからは「106番」のバスでアクセス可能です。日曜が運休なので注意してください。

 

5. オベルネ

オベルネ(Obernai)は、アルザス地方北部の街ストラスブールにほど近い場所に位置している街です。

中世・ルネッサンス期の建築物が見事に保存された街並みが残っており、アルザス・ワイン街道観光の拠点の一つともなっています。

また、オベルネはアルザスの守護聖人「聖オディール(?-720年)の誕生地としても知られており、街よりほど近いヴォージュ山脈の中に7世紀に建てられた聖オディール修道院があります。

その聖オディール修道院には、このような一つの有名な逸話が残されています。

昔、オベルネを領地としていたエティション公爵に、1人の娘、オディールが生まれた。エティション公爵は元気な男の子を欲しいと思っていたが、オディールは盲目で病弱な子であった。そんなオディールを厄介者扱いしたエティションは、オディールの兄ユーグにオディールを殺すように命じる。しかし、オディールは乳母に匿われたことで難を逃れる。

その後、修道院に隠れながら過ごし、洗礼により視力を取り戻したオディールは、父と和解する。しかし、父がオディールに騎士と結婚するように要求したことで、一生を宗教に捧げようとしていたオディールは、またしても父に追われるようになる。そのとき、セント・オディールの岩屋が開いたことで、オディールは身を隠すことができた。

引用:アルザスにおける「エスノリージョナリズム」の考察

 

聖オディールの噴水と広場

街の中心部には毎週木曜日に市場が開かれる広場があり、聖オディールを模した噴水が置かれています。

聖オディール伝説が根付く中世の街並みを散策するだけでもおもしろいですし、このような伝説を思いを馳せて聖オディール修道院まで訪れてみるのもいいかもしれませんね😌

名称:Obernai
アクセス:ストラスブール、コルマールより電車でアクセス可能。

 

6. ストラスブール

古来より多くの人・物が行き交い、交流し発展してきた歴史から「ヨーロッパの十字路」と呼ばれるストラスブール(Strasbourg)

過去にはこの地域を巡って争い、奪い合ってきた歴史があり、神聖ローマ帝国の時代から現在まで遡ると、帰属国家が6回も変更された特異な歴史を持っています。

しかし、現在では争い合ってきたゲルマン、ラテン、ケルト、ユダヤといった文明の連合組織であるEUの議会本部を、この文明の衝突の地「ストラスブール」に設置することに民族的、平和的な意味が込められているように感じます。

そんなストラスブールでも、特に有名な観光スポットがストラスブール大聖堂です。

ストラスブールの象徴ともなっているこの教会は、332段の階段を登って街を一望できるスポットにもなっています。

教会内部には、世界最大の天文時計も設置されています。毎日12時30分になると、仕掛けられたからくりが一斉に動き出します。

ストラスブール大聖堂以外にもたくさんの見所があるので、訪れた際はぜひストラスブール で一泊してじっくりと観光してみてください😌

名称:Strasbourg
アクセス:パリから電車(TGV)で2時間20分。また近隣の諸都市から電車・バス・飛行機にてアクセス可能。

 

おわりに

今回は「アルザス・ワイン街道」のおすすめ観光都市6選をご紹介しました。

アルザス・ワイン街道を効率よく回る場合は車が便利ではありますが、公共のバス・電車を使って回ることも十分に可能です。

特に今回ご紹介した全ての街はコルマールから日帰りが可能であり、僕もコルマールに拠点を置いてバスと電車で観光をすることができました。

ぜひ、皆さんもアルザス・ワイン街道沿いの街のかわいい街並みを楽しんでみてください😌

 

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