ドイツ

【ナチス最古の収容所】人類の負の遺産「ダッハウ強制収容所」に行ってみた

 

ドイツ・バイエルン州のミュンヘンから北西15kmの場所に位置している「ダッハウ強制収容所」

ここはかつて世界30カ国から20万人以上が送り込まれ、強制労働や人体実験が行われたナチスの強制収容所でした。現在ではその悲劇を忘れないための施設になっており、一般公開されています。

今回は、思わず目を背けたくなるような人類の負の遺産である「ダッハウ強制収容所」をご紹介します。

 

最も古いナチスの強制収容所

ダッハウ強制収容所はナチスの中で、オラニエンブルク強制収容所と並んで最も古い強制収容所とされており、第一次世界大戦終了後の1933年3月に設置されました。

1933年6月、このダッハウ強制収容所の所長にテオドール・アイケという人物が就任すると、このアイケは収容所内の規則を制定し、罰則規定を体系化します。

その規則がのちに設置される他の強制収容所でも参考にされ、ダッハウ強制収容所はナチスの強制収容所のモデルとなっていきました。

 

この収容所には世界30カ国から20万人以上の人々が送り込まれ、約3万人以上の人が亡くなりました。また強制労働や飢えによる死者だけでなく、ドイツ軍のための酷い人体実験でも多くの人々が亡くなったとされています。

現在では、この人類の負の歴史を忘れないための記念館になっており、収容所内部や当時の設備などを見学できるようになっています。

名称:Dachau Concentration Camp Memorial Site
住所:Alte Römerstraße 75, 85221 Dachau, Germany
HP:http://www.kz-gedenkstaette-dachau.de/
入場料:無料
ツアーガイド:3ユーロ 毎日11:00・13:00(英語) 毎日12:00(ドイツ語)

 

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アクセス方法(ミュンヘン→ダッハウ強制収容所)

ミュンヘンからダッハウ強制収容所までアクセスするには、まず①ミュンヘン中央駅からダッハウ駅まで電車でアクセスし、その後②ダッハウ駅からダッハウ強制収容所まで行くバスに乗り換えます。

①ミュンヘン中央駅(Munich Central Station)から「S2」のPetershausen行きの電車に乗ってください。ダッハウ(Dachau)までは約20分で到着します。

②ダッハウ駅まで着いたら、駅前から「724番」もしくは「726番」のバスに乗り「KZ-Gedenkstätte」にて下車してください。約10分で到着します。

詳しくはこちら

 

 

人類の負の遺産「ダッハウ強制収容所」に行ってみた

ダッハウ強制収容所へ

バス停に到着後、歩いてすぐダッハウ強制収容所の敷地内に入ることができます。僕が訪れた時は、多くの人で賑わっていました。

入り口の門を抜けて、まず目に飛び込んでくるのは有名な言葉「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)」。ここに初めて連れてこられた人達は、この言葉に淡い期待を抱いていたのかもしれません。

中の敷地はかなり広く、地面には建物の基礎らしき跡がたくさん残っています。この跡が残っている場所には、収容されていた人達の住居、病人棟、中には人体実験に使われていた建物があったとのことです。

 

「人類の負の遺産」であることを知れる展示物

敷地内には、展示物を見学できる博物館もあります。

内部では当時の写真や、収容されていた人たちが着ていた服などを見ることができます。

収容所内で行われていた「鞭打ちの罰」の様子が描かれています。非人道的な行為の数々が、ここで行われていたことを実感できます。

こちらはおそらく歯を抜く拷問に使われていたペンチです。考えるだけで恐ろしいです。

当時の捕らわれていた人達が写っている貴重な写真です。

 

遺体を焼いていた焼却炉

博物館とは別の場所に、亡くなった人たちを焼く焼却炉として使われていた場所があります。

拷問や衰弱、病気、また人体実験で亡くなった人達がこの焼却炉で焼かれていました。焼却炉を見ていると、胸が熱くなってきます。

 

敷地内に点在する様々な宗派の教会

ダッハウ強制収容所の敷地内には亡くなった人たちを弔うため、収容所解放後に様々な宗派の教会が建設されました。カトリック、プロテスタント、正教会、ユダヤ教などの教会が敷地内に点在しています。

こちらは1960年に作られたカトリック教会です。

おそらくこちらはユダヤ教の会堂(シナゴーグ)です。

その他にも正教会の聖堂、プロテスタント教会などが敷地内に点在しています。

 

おわりに

今回は、ナチスで最も古い収容所と言われる「ダッハウ強制収容所」をご紹介しました。

ダッハウ強制収容所に訪れると、思わず目を背けたく気持ちになってしまいます。しかし、これらの事実に目を背けず、実際に起こった歴史に向き合うことは重要なことなのかもしれません。

ミュンヘンまで訪れる予定のある方は、ここで起きた人類の負の歴史を知るためにも、ぜひダッハウ強制収容所まで足を運んでみてください。

 

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