ギターを独学するなら何から始めるべき?【結論:コード弾きです】
今回はこういった疑問に答えていきます。
- ギターを独学するなら何から始めるべき?【結論:コード弾きです】
- 【体験談】コード弾きを習得した後の未来の話
- 継続すれば必ず上達するので、コツコツとがんばりましょう
この記事を書いている僕はギター歴12年。
僕は15歳のときにギターを独学で始め、まずはコード弾きからスタートしました。
これまでコード弾きから身につけたギターの基礎をもとに、アコギの弾き語りやソロギター、エレキギターを使ったバンドまでしていました。
それらの経験から言える確かなことは、「初心者がギターを独学で始めるなら、コード弾きから始めるべき」ということです。
というわけで今回は、「ギターを独学するなら何から始めるべき?【結論:コード弾きです】」というテーマで解説していきます。
ギターを独学するなら何から始めるべき?【結論:コード弾きです】
ギター歴12年の経験の結論として、まずは「コード弾きから始めるべき」だと思っています。
では、その理由を解説していきます。
コード弾きでギター演奏の「基礎的な力」が身につく
初心者がコード弾きの練習をすることで、ギター演奏の「基礎的な力」を身につけることができます。
コード弾きから身につけられる「基礎的な力」は以下のとおり。
- 左手の運指
- ピックの持ち方
- ストロークのやり方(ギターをジャラーンと鳴らすやつです)
これらの力は、今後ギターを弾いていく上での「基礎中の基礎・本質的な力」となっていきます。
さらに言うと、これらの力はギター演奏の様々な場面に応用することもできます。
- 左手の運指 → エレキギターを弾く際の複雑な運指など
- ピックの持ち方 → ギターソロや単音ピッキングなど
- ストロークのやり方 → 弾き語りなど
なので、まずこういったギターの基礎的な力を身につけるためにも、初心者の方は「コード弾き」から練習を始めることを心からおすすめします。
実際に僕もギターを独学で始めたときは、コード弾きから練習をスタートしました。今思えば、そのときにしっかりコード弾き練習をしたおかげで、その後のギターの上達があったのだと思っています。
※僕の演奏動画です。
ちなみにコード弾きの練習を独学で始めるのであれば、比較的簡単なコードだけで弾ける「自分の好きな曲」の弾き語り練習をすればOK。
そのあたりのことは【体験談】ギター初心者におすすめの練習曲は自分の好きな曲!で解説しているので、気になる方はぜひどうぞ!
【よくある質問】エレキギターを始めたいのですが、やっぱり最初はコード弾きの練習から始めるべきですか?
上記の質問ですが、今までエレキギターを始めたい方からよく聞かれた質問なので、ここで答えたいと思います。
結論としては、YESです。
エレキギターを始めたい方だと、いきなりギターソロや短いリフの練習を始めたいという方もいるのですが、僕個人的にはあまりおすすめはしていないです。
というのも、ギターソロやリフを弾くために必要な運指の基礎は、コード弾きでまず身につけることができると思うからです。
また、ピックの持ち方を学ぶことや、綺麗に弦をストロークできることは、ギターソロやリフを弾く上で必ず必要となるものです。
あと、ギターソロを弾くのは経験者でも結構難易度が高かったりするので、いきなり初心者が手を出すと挫折する可能性もあります。
なので、これを読んだ方は少し遠回りに思えたかもしれませんが、やっぱり初心者の方ならしっかりコード弾きを学んでから、次のステップに進むことをおすすめしたいです。
【体験談】コード弾きを習得した後の未来の話
ここまで読んで、「じゃあ、コード弾きから練習を始めようかな」と思った方に向けて、コード弾きを習得した後の未来の話もしていこうと思います。
ぜひモチベーションアップに活用してください!
コード弾きを習得すれば脱初心者【ここからは自分のやりたい方向に進もう】
コード弾きを習得できれば、もう脱初心者です。
もう十分にギターの基礎ができているはずなので、ここからはエレキギターでも、アコギのソロギターでも自分のやりたい方向に進んでいいと思います。
参考までに、今まで僕が見てきた「コード弾きを習得した方」の次のステップの例をご紹介します。
- コード弾きを習得後、地元の音楽イベントにて弾き語りを披露
- コード弾きを習得後、大学の友人とロックバンドを組み、ライブハウスに出演
- コード弾きで得たギターの基礎をもとに、アコギのソロギターに挑戦
これはあくまで一例です。
逆に言うと、ギターの基礎さえ身につけてしまえば、その先の未来は無限にあるとも言えます。
ちなみにギターの弾き語りをメインでやりたいという方は、【初心者向け】ギター弾き語りを上達するために大切な3つのコツにて、弾き語りを上達させる方法も解説しているので、ぜひあわせてご覧ください!
【参考例】僕が歩んできたギターの経歴を紹介させてください
より詳しく「コード弾きを習得した後の未来」をイメージできるためにも、僕が歩んできたギターの経歴もここで簡単に紹介していきます。
「そんなの興味ないよ」って方は、ここは飛ばしてもらってOKです(泣)。
僕のギターの経歴は以下のとおりです。
- 15歳で大好きなBUMP OF CHICKENの曲を弾きたくて、家にあったアコギでコード弾きの練習を始める。
- 6ヶ月くらい毎日練習して、コード弾きの基礎を習得。自分で自分の好きな曲を演奏できることに感動して、歌いながら弾きまくる。
- その後、徐々にアルペジオや簡単なギターソロにも挑戦。
- 高校生で簡単なバンドを友人と始める(後に速攻解散)。
- 大学に入学後、ギターマンドリン部に入部。少人数のグループ演奏などを経験する。同時にバンド活動も本格化。
- 大学卒業後、バンドは解散。一人でできる新しいジャンルにも挑戦したくなり、アコギでソロギターを始める。← 今ココ!
自分で自分の経歴を書き出してみて、今までいろいろなジャンルに手を出してきたなぁって思いますね(笑)。
でも今振り返っても、自分のギターの基礎を作ってきたのは、やっぱり15歳のときに必死に練習したコード弾きだったと思っています。
継続すれば必ず上達するので、コツコツとがんばりましょう
今回は「ギターを独学で始めるならコード弾きから始めるべき」というテーマで解説してきました。
経験から思うことですが、やっぱりコード弾きをしっかり身につけておくことは、将来的にギターを弾く上で絶対後悔しないと思います。
始めた当初は簡単ではないと思いますが、それでも継続できれば誰でも必ず上達するので、コツコツとがんばっていきましょう!
というわけで今回は以上です。
この記事がみなさんのギターライフ向上に役立てば幸いです。