【初心者向け】ギター弾き語りを上達するために大切な3つのコツ
みなさんこんにちは、bayashiです。
唐突ですが、弾き語りって良いですよね!!
僕ももう気づけばギターを始めて12年経つのですが、日々弾き語りの持つ魅力に取り憑かれています。
この記事では、ギター歴12年の僕が初心者だった頃の自分に伝えたい「ギター弾き語りが上達するための3つのコツ」をまとめてみました。
すべて僕の経験談に基づいて書いているので、それなりに信憑性はあるのかなと思います。
弾き語りを本気で上達したい初心者の方は、ぜひ最後までお付き合いください!
- ギター弾き語りを上達するための3つのコツ
- 楽しみつつ継続すれば、弾き語りは誰でも上達できる話
- ギター弾き語りで参考にするべきアーティスト
ギター弾き語りを上達するための3つのコツ
僕の実体験として、以下の3つが弾き語り上達のためのコツだと思っています。
それぞれ詳しく解説していきますね。
1. スムーズなコードチェンジを身に付ける
弾き語りをする上での大前提なのですが、スムーズなコードチェンジを身につけて、演奏を途中で途切れさせないことが大切です。
そもそもギターをスムーズに弾けないと、曲の進行が途切れ途切れになってしまうので、うまく弾き語りすることができませんよね。
特に初心者の間は手元を確認しながらでないと、うまくコードチェンジができないことが多いです。
手元を見ずにスムーズなコードチェンジができるようになるためには、自分の手に「コードの型」を覚えさせることが大切。
そのためには、それぞれのコードに対して正しい押さえ方をして、何度も反復練習をする必要があります。
- それぞれのコードに対して、正しい押さえ方をする
- 何度も反復練習
- 自分の手に「コードの型」ができてくる
- 次第にスムーズなコードチェンジができるようになる
- 手元を見なくてもギターが弾けるようになる
上記のようなプロセスで、スムーズなコードチェンジが身についていきます。
僕は大学時代にギター部の副部長をしており、ギター初心者に弾き方を教えたりもしていたので分かるのですが、どんな初心者でも継続して練習していれば、スムーズなコードチェンジは100%できるようになります。
最初のうちはつらいですが、弾き語りを上達させたい方は何度も反復練習をして、まずはスムーズなコードチェンジを身に付けることを意識してみてください。
2. ギター演奏に強弱・抑揚をつける
スムーズなコードチェンジを身につけた方は、ぜひギター演奏に強弱をつけることも意識してみてください。
というのも、ギター演奏に強弱・抑揚をつけるだけで、聴いている側からはとても深みのある演奏に感じます。
ギター演奏における抑揚は弾き語り以外でも大切なことではありますが、特に弾き語りは自分の歌とギターの音のみを聴いてもらうものなので、重要度が高いと僕は考えています。
僕も初心者の頃はそうだったのですが、どうしても歌とギター演奏に必死になってしまい、演奏に強弱・抑揚をつけることまでに意識が回りませんでした。
それでもプロのシンガーソングライターや、アマチュアでも弾き語りが上手い方は、必ずギター演奏に抑揚をつけているので、ある程度ギター演奏に余裕ができてきた方は、ぜひ強弱・抑揚という点も意識するようにしてみてください!
ギター演奏に強弱・抑揚をつけることで、強く弾くときは歌声も自然と力強くなり、逆に静かに弾く時は優しい歌声になるというメリットもあります。
初心者の頃はどうしてもギター演奏が短調になりがちなので、さらに一歩弾き語りを上達させるためにも意識するようにしてみてください!
3. 歌もしっかり上達させる
弾き語りの上達というと、ほとんどの方がギター練習の方法やコツを求めがちなのですが、弾き語りは基本的にギターの音に乗せて「歌を届ける」ものだと思っています。
そもそもギターの音を聴いてもらうだけなら、ソロギターでもいいし、インストの曲でもいいと思うんですよね。
でも「弾き語り」はその言葉からも分かるように、あくまで「ギターを弾きながら、歌を語るもの」です。
あと正直なところを言うと、歌が上手い人であればギターの技術が不足していても、そこまで気にならないことが多いです。
もちろんギター演奏も重要であることは間違いないのですが、ギター演奏の技術と同じくらい歌の上手さも重要であることはぜひ理解しておいてくださいね!
ギターの弾き語り上達に重要なその他のポイント
ここまで、ギターの弾き語りを上達させるために最も重要な3つのコツをご紹介しました。
ただ、上記の3つのコツ以外にも弾き語りに関する重要なポイントがあるので、合わせてご紹介していきます。
すべてを参考にしていただく必要はないと思いますが、ぜひ今の自分に足りないと思うところや、気になるところだけでもチェックしてみてください!
曲を何度も聴いて覚える
弾き語りを上達させるために重要なこととして、カバーしたい曲を何度も聴いて覚えることです。
何度も曲を聴いて覚えることで、歌詞はもちろん、曲それぞれの特徴的な歌い方や表現を身につけることができます。
ある程度、弾き語りの上級者になれば自分のオリジナル性を出していくのもいいと思いますが、初めのうちはアーティストのコピーをすることが重要。
時間がかかりますが、初心者の間は自分が弾き語りしたい曲を何度も聴いて曲を完全に覚えてしまうくらいの気持ちを持っておくことをおすすめします。
初めのうちは完璧に弾こうとしない
僕も初心者の頃そうだったのですが、初めから完璧に曲を弾くことを目指してしまっていました。
もちろんモチベーションが高いのはいいことなのですが、初心者がいきなり完璧に曲を演奏することはまず不可能なので、初めのうちは完璧に弾こうとはせず、徐々に弾ける曲の範囲を広げていくことが大切だと思っています。
曲練習の例
- 1日目:Aメロまで
- 2日目:Aメロ〜Bメロまで
- 3日目:Aメロ〜サビまで
- 4日目:・・・・
といったように、徐々に弾ける範囲を広げていくやり方がおすすめ。
特に完璧主義者の方ほど、初心者のうちに「なんで自分はこんなに弾けないんだ…」と悩んだり自暴自棄になって挫折してしまうことも多いので、少しずつ上達していくのがいいと思いますよ。
人生は長いので初めから完璧に弾こうとはせず、少しずつ上達していくようにしましょう!
自分の弾き語りを録音してみる
自分で弾き語りの練習をしているだけだと、相手にどのように聴こえているのか分かりませんよね。
ある程度1曲通して演奏できるようになったら、一度自分の演奏を録音して聴いてみるのもおすすめです。
実際に演奏を録音してみると「意外と自分弾けてるじゃん!」と思うこともあれば、「あれ?自分ヘタクソじゃね…?」と思うこともあります。
自分の演奏が思ったより下手だったときは一瞬落ち込みますが、前向きに考えれば改善点を見つけてもっと上達できるチャンスでもあります。
カバーしたい曲をある程度弾き語りできるようになったら、一度録音して聴いてみてください!
曲の特徴的な部分にもこだわる
コードチェンジなど基本的な演奏技術が身についてからの話ですが、それぞれの曲にある特徴的な部分にもこだわると、弾き語りが上手く聴こえます。
言葉で言い表すと難しいのですが、例えば瑛人の「香水」であれば、曲中で多用されているハンマリングなどのテクニックです。
こういった細かい部分にも割とこだわることで、聴いている側からすると「しっかり練習しているんだなぁ」と感じます。
基礎的な演奏技術が身についた方は、こういった曲の特徴的なフレーズやテクニックもカバーしてみることをおすすめします!
自分の中でギター演奏のテンポを守る
自分の中でギター演奏のテンポを守ることも非常に重要です。
特に初心者の間に多いのですが、それなりにコードチェンジができるようになってくると、気づかないうちに曲のテンポが早くなっていってしまうことがあります。
そういった方には、メトロノームを利用するのも非常に効果的なおすすめの練習方法です。
メトロノームは無料で使えるアプリも多いので、今後弾き語りをさらに上達させたい方や、弾き語り以外のギター演奏にも取り組んでいきたい方は、ぜひ活用してみてください!
毎日練習する
言わずもがなですが、毎日練習することは本当に大切なことです。
週末などにまとめて長時間練習することも大切ですが、毎日30分だけでもギターを触れることの方が重要だと僕は思っています。
というのも、ギターをはじめた当初は基礎ができていないので、練習しない期間が少し空いてしまうだけで一気に弾けなくなることも普通にあります。
なかなか平日とかに練習する気力がないという方におすすめなのは、ギタースタンドに立てて常に目の届く場所に置いておくことです。
ギターケースにしまってしまうと毎回出し入れするのが面倒で触らなくなる原因になるので、気が向いたらいつでも弾けるようにギタースタンドに立てておきましょう。
ギタースタンドは1,000円程度で購入できるものもあるので、まだ持っていない方は投資する価値は十分すぎるほどありますよ!
楽しみつつ継続すれば、弾き語りは誰でも上達できる話
ここまでいろいろ弾き語りのコツなどをご紹介してきましたが、結論、継続さえできれば誰でも弾き語りは上達できると思っています。
確かにギターってそんなすぐに弾けるものではないのですが、僕が部活動などでいろいろな人にギターを教えてきた経験から言えば、継続さえできれば間違いなく上達できることは保証できます。
というか、ギターとか弾き語りが上達しない方は、そもそもの練習時間が少なかったり、途中であきらめてしまった方しかいないんですよね。
今思えば、練習時間が少ない方や途中であきらめてしまった方の特徴は、やっぱり楽しみながらギターを弾けてなかったのではないかなと。
どんなことでも自分が楽しめないと継続できませんし、継続できれば必ずギターって上達します。
そこで僕がおすすめする楽しみながら継続させるコツは、自分が大好きなアーティストの曲を練習することです。
僕もアコギの弾き語りを始めた当初、大好きなBUMP OF CHICKENの曲を練習して「俺、自分で大好きな曲を演奏できてる!!」ってめっちゃ感動したことを覚えています笑。
結局、それが楽しくてモチベーションになり、ギターを今まで継続できた1番の理由なのかなって思っています。
ネットとかでよく紹介されている初心者向けの曲を練習するのは決して悪いことではないのですが、まずは自分の大好きなアーティストの曲の中で比較的難易度が低い曲を見つけて練習するのがおすすめですよ!
そのあたりのことに関しては、【体験談】ギター初心者におすすめの練習曲は自分の好きな曲!でも詳しく解説しているので、気になる方は参考にしてみてください!
ギター弾き語りで参考にするべきアーティスト
弾き語りを上達させるためには、弾き語りを仕事にしているプロの演奏を聴くことも非常に重要です。
僕が個人的に参考にしているアーティストをご紹介するので、これから弾き語りを真剣に上達させたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
秦基博
藤原基央
斉藤和義
山崎まさよし
ハナレグミ
星野源
森山直太郎
あいみょん
藤原さくら
おわりに
ということで、今回はギター弾き語りを上達させるコツについて解説しました。
いろいろと解説してきましたが、最も重要な3つのコツについてもう一度振り返ります。
初心者のうちはなかなか心が折れそうになる瞬間もありますが、継続していけば必ずギター弾き語りは上達します。
僕も挫折しそうになりながらも何とか12年くらい続けてこられたので、これから弾き語りを上達させていきたい方も、あきらめずに取り組んでみてください!
人生は長いので、気長に楽しみながら取り組んでいきましょう!