【体験談】アコギをタオルで消音する2つの方法【節約したい方向け】

アコギを練習する際にどうしても気をつけないといけないのが、「アコギの音量」だと思います。
アコギを消音する方法はいくつかあるのですが、その中でも高い消音効果があるのがタオルを利用する方法です。
そこでこの記事では、実際にギター歴12年の僕が経験済みのタオルを利用してアコギを消音する方法を2つご紹介します。
記事の後半では、タオルでアコギを消音するメリット・デメリットや、おすすめの消音グッズについても詳しく解説していきます。
- アコギをタオルで消音する2つの方法
- タオルでアコギを消音するメリット・デメリット
- 予算があるなら消音グッズを購入するのがおすすめ
アコギをタオルで消音する2つの方法を解説
結論から言うと、タオルを使った消音方法には以下の2つがあります。
- 弦とボディの間にタオルをはさむ
- ギターボディの中にタオルをつめる
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
1. 弦とボディの間にタオルをはさむ

タオルを使った消音方法のひとつに、ギター弦とボディの間にタオルをはさむ方法があります。
実際にこの方法を試してみると分かりますが、弦が常にミュートされている状態になるので、アコギの消音という意味ではかなり効果的です。
タオル1枚さえあれば誰でも簡単にできますし、ギターグッズを購入する費用もかからないので、とにかくお財布に優しい方法です。
ただ弦が常にミュート状態なので、当然弦の響きが感じられず、弾き心地・弾きやすさという意味では良くありません。
またコード弾きのストローク練習であれば何とか可能ですが、アルペジオや単音ピッキングの練習は少し難しいかなと思います。
それでも消音効果は十分ですし、タオル1枚でお財布に優しい方法なので、コード弾きをメインで練習する方であれば、十分使える方法でしょう。
2. ギターボディの中にタオルをつめる

次にご紹介する方法が、サウンドホールからギターボディの中にタオルをつめる方法です。
この方法に関しても、ギター弦の音がボディの中で響かなくなるので、それなりの消音効果は期待することができます。
また、アコギの弦を直接タオルに触れさせるわけではないので、上記でご紹介した「タオルをはさむ方法」よりも弾き心地という点では勝っています。
しかし、弦にタオルを触れさせないことから消音効果は完璧ではなく、それなりの音量が出てしまいますし、ボディの中いっぱいにするためにはタオルが10枚ほど必要になります笑。
タオルをつめるときには弦を緩める手間が必要ですし、ボディ内部のパーツにタオルの糸が引っかかる可能性もあります。
毎回の手間とギター本体のことを考えるのであれば、そこまでおすすめできる方法ではないかもしれません。
タオルでアコギの消音をするメリット・デメリット
アコギの消音にタオルを利用するメリット・デメリットは、以下のとおり。
- 費用がかからず、いつでも簡単にできる。
- アルペジオやピッキングの練習には不向き。
- ハンマリングやプリングオフなどのテクニック練習はほぼできない。
- タオルの繊維がギター内部のパーツに引っかかる恐れがある。
タオルを利用するメリットは、費用がかからず簡単にできるというただ1点ですね。
ちゃんとした消音グッズもAmazonなどで販売されているのですが、とにかく費用をかけたくない方にはタオルの利用もありかなと。
デメリットとしては、コード弾き以外の練習がほぼできないことです。
また、タオルをボディの中につめる方法だと、タオルの繊維がパーツに引っかかる恐れもあるので、高額なギターではあまり試したくないですね笑。
あくまでタオルをボディの中につめる方法を試すなら、安めのサブギターを使う方がいいと思います。
予算がある方は消音グッズを購入するのがおすすめ

ここまでタオルでアコギを消音する方法や、メリット・デメリットをご紹介してきました。
ただ、タオルを利用する方法は確かに「消音」という意味では非常に効果的なのですが、正直コード弾きの練習しかできないという大きなデメリットがあります。
あと、タオルを使うと弾き心地も良くないので、予算があるなら消音グッズを購入するのがおすすめ。
予算と言っても、消音グッズは500〜1,000円程度で購入できるものばかりなので、全然試してみる価値はあると思います。
個人的におすすめの消音グッズは、「弱音器」と「サイレントピック」です。
「弱音器」はタオルを弦にはさむ方法と似た使い方なのですが、タオルよりも弾き心地が良く、アルペジオや単音ピッキングの練習も可能です。
また「サイレントピック」は、アコギの音を小さくするための専用ピックで、程よい消音効果のある優れものです。
上記の2つのグッズ以外にも、おすすめの消音方法を【騒音対策】アコギの音を小さくする6つの方法を徹底解説でもご紹介しているので、気になる方はぜひこちらの記事も参考にしてみてください!
おわりに
ということで、今回はタオルを使ったアコギの消音方法を解説しました。
タオルを利用する方法は確かにアコギの消音には抜群ですが、デメリットもある方法です。
とにかくお金をかけたくないという方はタオルでアコギの音を小さくするのもいいと思いますが、消音しつつもちゃんとした練習がしたい方はやっぱり消音グッズの購入がおすすめ。
アパートに住んでいる方や夜間にアコギ練習をする方は、ぜひ自分にあった消音方法を見つけて、充実したギター練習をしてくださいね!