スウェーデン
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【魔女の宅急便のモデル?】ガムラスタンのシンボル「ストックホルム大聖堂」

ストックホルム大聖堂
bayashi
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スウェーデンの首都ストックホルムの中でも、観光客に特に人気のある旧市街(ガムラスタン)に、街のシンボル的存在「ストックホルム大聖堂」があります。

その特徴的な尖塔と時計盤はガムラスタン内でも一際美しく、多くの観光客が訪れている教会となっています。

また、ジブリ映画『魔女の宅急便』に登場するコリコの街の時計台のモデルになったとも言われており、ジブリファンにとっては心躍るスポットです。

今回は、そんなストックホルム・ガムラスタンのシンボルである「ストックホルム大聖堂」の歴史や教会内部の様子、またどれくらい『魔女の宅急便』の時計台に似ているのか?などを紹介していきたいと思います。

ガムラスタンのシンボル「ストックホルム大聖堂」とは?

「ストックホルム大聖堂」とは、1279年に建造されたストックホルム最古の教会であり、ガムラスタンの街のシンボルとなっている大聖堂です。

火災などの原因から何度も増改築がなされ、現在の姿になったのは1480年代頃と言われています。

また、スウェーデンの歴代国王の結婚式や戴冠式はこのストックホルム大聖堂で行われてきたことから、スウェーデン国家にとって非常に重要な場所となっています。

名称:Storkyrkan
住所:Trångsund 1, 111 29 Stockholm, Sweden
HP:https://www.svenskakyrkan.se/stockholmsdomkyrkoforsamling?setgroup=6
営業時間:1〜4月・10〜12月 9:00〜16:00 5月・9月 9:00〜17:00 7〜8月 9:00〜18:00
入場料:60SEK(大人) 50SEK(学生・シニア)

「ストックホルム大聖堂」の美しい内装を紹介【聖ジョージとドラゴンの像など】

「ストックホルム大聖堂」はその尖塔と時計盤が特徴的ですが、教会内部の装飾もたいへん美しいことで有名です。特に目を引くのは1650年代に寄贈された、銀と黒檀(別名エボニー)で造られた祭壇。

スウェーデン枢密院のヨハン・アドラー・サルヴィウス夫妻によって寄贈された、ドイツとスウェーデンで製造された祭壇となっています。

祭壇の左側には、一際目立つ大きな絵画「最後の審判」が展示されています。

地獄の穴に落ちていく人の様子も描かれており、目の前に立つととても迫力を感じる作品になっています。

祭壇の右前方には、高さ約3.7mの7岐の燭台も設置されています。1400年代にドイツで製造されたものとされており、とても歴史ある燭台であることが分かります。

また、円形をした地球儀のキャンドル燭台は、世界中の人々のために祈りを捧げる場所となっています。

ストックホルム大聖堂

ストックホルム大聖堂の内装で、最も人気があるのが「聖ジョージとドラゴンの像」。

聖ジョージといえばキリスト教聖人の一人であり、悪さをするドラゴンを倒すことを条件に、その街の住人をキリスト教化した伝説で有名です。

この像はオーク材やヘラジカの角などの素材で製造されており、かなり保存状態が良いことでも知られています。ストックホルム大聖堂に訪れたなら、この精巧な造りの「聖ジョージとドラゴンの像」は必見です。

教会の通路には、スウェーデン国王公式の儀でしか使用されない、国王席も柱の中程に設置されています。

こちらの独特な絵画は「幻日」と呼ばれています。1535年4月20日、ストックホルムの空に6つの輝く光の輪が現れたとされており、その様子を画家ウルバン・モーラレが描きました。

絵画「幻日」が1500年代に描かれたことは古文書により分かっていたのですが、近年の調査により、飾られているのは1630年代に描かれたレプリカであることが判明しました。

ストックホルム大聖堂

教会上部には見事なパイプオルガンが設置されています。しかし、このパイプオルガン自体は古いものではなく、1960年にマルクセン&ソン社によって製造されました。

7〜8月中旬の夏季にはオルガンコンサートも行われるので、時期が合えば教会の美しいオルガンの音色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

『魔女の宅急便』に登場する時計台のモデル?実際の画像と比較検証!

ストックホルム大聖堂は、ジブリ映画『魔女の宅急便』に登場する時計台のモデルになったとも噂されています。

下記の画像と比較しても、確かに時計盤の部分はストックホルム大聖堂を参考にしたのではないか、と思われます。

ストックホルム 魔女の宅急便

引用:映画『魔女の宅急便』

ストックホルム 魔女の宅急便

引用:映画『魔女の宅急便』

ただ個人的には、映画で登場する時計台は、ガムラスタンからほど近い場所に位置する「ストックホルム市庁舎」の方が似ているのではないかと思います。

建物の形や色を見ても、映画の時計台とかなり酷似しています。

ただストックホルム市庁舎には時計盤がないので、時計盤=ストックホルム大聖堂建物全体のデザイン=ストックホルム市庁舎、といった感じで参考にしているのかもしれません。

ただいずれにせよ、ストックホルム大聖堂が『魔女の宅急便』の映画作成に影響を与えたことは間違いない事実だと思います。

おわりに

今回は、ガムラスタンのシンボルとなっている「ストックホルム大聖堂」についてご紹介いたしました。

教会の塔と時計盤はもちろんのこと、内部の装飾も大変美しいのでストックホルムまで訪れた際は、ぜひ訪問してみてください。

また、「北欧最大の都市!ストックホルムのおすすめ観光スポット35選」で、ストックホルムのおすすめ観光スポットをご紹介しています。ぜひ、こちらも参考にしてみてください。

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フリーランスのブロガー、WEBライター、YouTuber。海外大学院▶︎WEBマーケ▶︎フリーランス アニメ・ゲームが好き(AIR、CLANNAD、サマポケ、ジブリとか)|旅×ギター|仮想通貨2017年〜|会社に縛られずに自由に生きる方法を発信していきます。
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