下灘駅近くの「海に沈む線路」は『千と千尋の神隠し』のモデル?
一時期、ネットを中心に下灘駅の近くにある「海に沈む線路」がジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルだと噂になりました。
そこでこの記事では、「海に沈む線路」が『千と千尋の神隠し』のモデルだという噂や、「海に沈む線路」への行き方などをご紹介していきます。
また「海に沈む線路」に観光客が殺到し、所有者が迷惑しているという話題のSNSがデマだったという噂もあるので、その点に関しても詳しく解説します。
記事の後半では、実際に僕が「海に沈む線路」の近くまで行った際の動画もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
- 下灘駅近くの「海に沈む線路」は『千と千尋の神隠し』のモデル?
- 「海に沈む線路」がある場所へのアクセス方法
- 「海に沈む線路」に関するSNS投稿はデマだった?
- 「海に沈む線路」に行った際のYouTube動画の紹介
下灘駅近くの「海に沈む線路」は千と千尋の神隠しのモデル?
下灘駅から約1.5km離れた場所にある「海に沈む線路」が、『千と千尋の神隠し』に登場する線路に似ていると噂されています。
確かに以下の写真を見比べると、とても似た雰囲気を感じることができます。
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実際はこの線路を所有する造船所が、船を引き上げるために使用しているものですが、線路の雰囲気や、線路の先にあるテトラポット(映画ではコンクリートの駅)の感じはそっくりですね!
ただし、ジブリ公式サイトでは『千と千尋の神隠し』の舞台になった場所として、下灘駅周辺は記載されていません。
>>スタジオジブリQ&A「作品の舞台はどこですか?」
また、『千と千尋』に登場する電車や線路は、伊勢湾台風により水没してしまった「名鉄常滑線」がモデルとなったという説もあります。
おそらくですが、『千と千尋の神隠し』に登場するあの線路(海原電鉄)は、宮崎駿監督が様々な場所を参考に作り上げた空想の世界だと思われます。
しかし、この「海に沈む線路」が千と千尋の世界観に非常によく似た場所であることは間違いないでしょう!
「海に沈む線路」がある場所への行き方・アクセス方法
「海に沈む線路」は国道378号線沿いの青石海岸にあり、下灘駅からは徒歩20分(約1.5km)の場所に位置しています。
自動車の方であれば、「海に沈む線路」の近くにある「しもなだ運動公園」に車を停めてから徒歩で向かうのがオススメ。
「しもなだ運動公園」からであれば、フェンス沿いに歩いていけば線路まで徒歩3分で到着します。
※Googleマップで「若松造船所」と記載されている場所が「海に沈む線路」です。
また、この「しもなだ運動公園駐車場」は、下灘駅に訪れる方も利用できる無料駐車場となっています。
もし下灘駅と「海に沈む線路」を同時に行く予定の方は、【無料】「下灘駅」で利用できる3つの無料駐車場を徹底解説も参考にしてみてください。
「海に沈む線路」に関するSNS投稿はデマだった?
この「海に沈む線路」に関して、一時期あるFacebookの投稿がネット上で拡散され、観光客のマナーの悪さが非難されるという出来事がありました。
この投稿はのちにTwitterでも14万リツイート、また2019年3月12日のYahoo!ニュースにも掲載されたことにより、広く知られることになりました。
しかし、このFacebook投稿は「ある愉快犯による完全なデマだったのではないか?」という噂や考察をされている方がいらっしゃいます。
詳しくはこちらのブログに記載されているのですが、このブログ管理人の方が「海に沈む線路」の所有者である若松造船所の若松社長夫妻と会い、「観光客に迷惑しておらず、むしろ地域が活気づくのはいいこと」だと考えているのを確認したそうです。
この方の話が本当であれば、あくまで造船所の作業場であることに配慮し、仕事に迷惑をかけないのであれば、「海に沈む線路」を見学しても問題ないと言えるでしょう。
ただし、観光客の中には間違って造船所の作業場に入ってしまったり、線路にゴミを捨てていってしまうなど、実際に迷惑をかけてしまう方もいたのかもしれませんね…。
もし「海に沈む線路」を見学に行く際には必ず一般的なマナーを守り、見学に行くようにしてください。
ただ、個人的にはやはり私有地である以上、観光客が勝手に入ってしまうのは問題があるような気もするので、敷地内には入らずに道路から「海に沈む線路」を見学するのが良いと思います。
「海に沈む線路」に行った際のYouTube動画
僕が実際に「海に沈む線路」の近くまで行った際の動画をYouTubeチャンネルで公開しています。
下灘運動公園から「海に沈む線路」への行き方などを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
「海に沈む線路」ではマナーを守りながら『千と千尋』の世界観に浸ってみよう
ということで、今回は下灘駅近くにある『千と千尋の神隠し』のモデルになったと噂の「海に沈む線路」について解説しました。
おそらく千と千尋のモデルになった場所ではないと思われますが、雰囲気が非常に似ていることは間違いありません。
もし「海に沈む線路」に行く場合は、必ず一般的なマナーを守り、かつ造船所の方に迷惑を絶対にかけないようにしてくださいね。
また、その他の下灘駅周辺の観光名所やグルメスポット、事前に知っておきたい情報などは、以下の2記事で徹底解説しているので、下灘駅に行ってみたい方、行く予定のある方は、ぜひチェックしてみてください!