リガ観光の穴場!地元民に人気のカルンツィエマ地区市場を巡る
近年、徐々に観光人気が高まっているバルト三国のラトビア。
首都リガの旧市街の街並みはとても美しく「バルト海の真珠」とも称されています。
しかし、今回は世界遺産登録されている旧市街などの有名な観光地から離れ、地元住民がよく行くスポットをご紹介します。
ガイドブック等ではあまり紹介されていませんが、中心街からアクセスも簡単であり、市場巡りなどが好きな方にはたまらない「カルンツィエマ地区の市場」をご紹介します!
カルンツィエマ地区とは?
旧市街からダウガヴァ川を渡った先にある「カルンツィエマ地区」は、リガのユニークな伝統的木造建築を多く見ることができるスポットです。
この場所で毎週土曜日10:00〜16:00にマーケットが開催され、地元のファーマー、職人、デザイナー達が、自慢の食材や雑貨、マフラー、靴などあらゆるものを持ち込みます。まさにお土産探しにはぴったりな場所と言えます。
その場で食べ物を提供してくれるフードスタンドも多くあるので、地元の人のみならず観光客も十分に楽しむことができます。
その他にも、5月〜9月の毎週水曜日にはストリートフードフェスティバルも開催されるなど、定期的にいろいろなイベントが行われるので、HPを見てから訪問してみてもいいかもしれません。
名称:Kalnciema kvartāls
住所:Kalnciema iela 35, Zemgales priekšpilsēta, Rīga, LV-1046
HP:http://www.kalnciemaiela.lv/lv/
「カルンツィエマ地区」へのアクセス方法
リガ中心街からカルンツィエマ地区まで、市内を循環するバスで約10分の距離です。
カルンツィエマ方面に行くバスの番号は以下のとおりです。
- バス:22番、32番、35番、43番、53番
- トローリーバス:5番、9番、12番、25番
リガ旧市街からカルンツィエマ地区まで行く場合、バス停「Grēcinieku iela」からバス22番に乗るのが一番分かりやすいかと思います。
下車するバス停は「Melnsila iela」となります。
このバス停から歩いてすぐカルンツィエマ地区があります。
また、リガ市内の公共交通機関の乗り方は、【切符は1種類で簡単】ラトビア首都リガ市内のトラム・バスの乗り方にて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
カルンツィエマの活気あるマーケットを紹介
カルンツィエマ地区の一番の見所は、何と言っても毎週土曜日10:00〜16:00に開かれるマーケットです。
ここで全てをご紹介できませんが、マーケットの様子を一部ご紹介します。
こちらの少し変わった食べ物は、西アジアにある国ジョージアのお菓子です。チュルチヘラというお菓子らしく、乾燥させたナッツをブドウ果汁と混ぜた小麦粉でコーティングし、乾燥させたものになります。
日本では見ないようなサイズのチーズが販売されています。
パンも一つのサイズがとても大きいです。好きなサイズに切って、計り売りしてくれます。
ソーセージとコールスローのフードスタンドです。美味しそうな匂いが立ち込めていました。
この他にも、地元の新鮮な野菜や雑貨、靴など、たくさんの商品が販売されています。物価もかなり安いので、つい買いすぎてしまいそうです。
伝統的な木造建築群
せっかくなので、カルンツィエマ地区の木造建築の写真もご紹介します。
青い木造建築と黄色くなった木の葉のコントラストが非常に美しいです。
リガの中心街では、見ないような建築物が並んでいます。マーケットの散策に疲れたら、この木造建築の周りを散歩してもいいかもしれません。
カルンツィエマからの帰路
カルンツィエマ地区で楽しんだ後、リガ中心街へ戻る方は、行きで降りたバス停の反対側に帰りのバス停があります。
また、そのままリガ国際空港へ向かいたい方は、行きに降りたバス停からバスNo.22でリガ国際空港までアクセスすることができます。
【最安・簡単】リガ国際空港からリガ市内までのバスでの行き方を解説にて、リガ国際空港〜リガ市内のバスでの移動方法を詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも参考にしてみてください!
おわりに
今回は、市場巡りが好きな方におすすめできる「カルンツィエマ地区のマーケット」をご紹介しました。
あまりメジャーな観光地ではないですが、「地元の方が行く場所にも行ってみたい!」「お土産を探したい!」という方にはおすすめできるスポットです。
リガ中心地〜リガ国際空港の道中にあるので、帰りの飛行機に乗る前に寄ってみるのもいいと思いますよ!