凪のあすから|三重県熊野市の聖地巡礼スポット17選【聖地巡礼マップあり】
みなさんこんにちは、bayashiです。
先日、P.A.WORKSさんのアニメ『凪のあすから』の聖地巡礼に行ってきました。
この記事では、『凪のあすから』の舞台となった三重県熊野市の聖地巡礼スポットに関する情報を詳しくご紹介して行きます。
- 『凪のあすから』の聖地巡礼スポット17選
- 『凪のあすから』の聖地巡礼は自動車で行くのがおすすめ
- 【公共交通機関利用者向け】凪あすの聖地巡礼スポットへの行き方
- 『凪のあすから』聖地巡礼マップ(無料で使えます)
- 聖地巡礼の様子を撮影した動画を紹介
『凪のあすから』といえば、海の世界「汐鹿生(しおししお)」と陸の世界「鴛大師(おしおおし)」という2つの街が登場するアニメ作品です。
今回ご紹介する三重県熊野市は、陸の世界である鴛大師(おしおおし)のモデルとなった街として正式発表されています。
『凪のあすから』はファンタジー要素をたくさん含んだ作品でもあるため、アニメと完全に一致するという聖地巡礼スポットは少ないのですが、それでもすごく雰囲気が似た場所をたくさん見つけることができました!
記事の後半では、僕が作成した誰でも簡単に凪あすの聖地巡礼ができる「聖地巡礼マップ」もご紹介していきます。
これから『凪のあすから』の聖地巡礼に出かけてみたい方は、ぜひ最後までご覧いただけたらうれしいです!
YouTubeにて『凪のあすから』の聖地巡礼の動画を公開中!
現在、僕のYouTubeチャンネルにて、『凪のあすから』の聖地巡礼動画を公開しています!
動画でも聖地巡礼の様子をを知りたいという方は、下記の動画も参考にしてみてください。
もし動画が面白かったら、ぜひチャンネル登録もよろしくお願いします!
『凪のあすから』の聖地は三重県熊野市
P.A.WORKSさんのオリジナルアニメ『凪のあすから』は、三重県熊野市が舞台となったストーリーです。
アニメの放送後、しばらくの間はモデルとなった地域は公表されていなかったのですが、2017年3月に「熊野市を中心とした三重県南部」が物語の舞台として正式発表されました。
皆様のご声援に支えられ、『凪のあすから』は放送終了から3周年を迎える事が出来ました。今なお応援して頂いているファンの皆様には心から御礼申し上げます。当作品は御伽噺をキャッチコピーとしてアニメらしい作品作りに尽力してまいりました。(続く) #nagiasu
— 凪のあすから (@naginoasukara) March 31, 2017
(続き)その中で多くの物から刺激を受けて、作品内の創作において凪あすらしさを追求してきました。作品内の街並み等もその一つでございます。昨今の舞台探訪のブームの中でファンの皆様よりモデルに関する問い合わせも増えてまいりました。(続く) #nagiasu
— 凪のあすから (@naginoasukara) March 31, 2017
(続き)作品のファンタジー性を重視してこれまでは公言を差し控えて来ましたが、多くのファンの皆様や発表をしていない中で、そのファンの皆様を受け入れてくれている地元の皆様の協力に対して、このまま沈黙を貫くのは良くないのではと製作委員会として判断をしました。(続く) #nagiasu
— 凪のあすから (@naginoasukara) March 31, 2017
(続き)放送から3年の月日が経ちましたが、この場で『凪のあすから』の世界観を構築する一部のモデルとして三重県熊野市を中心とした南部を参考とさせて頂いている事を発表させて頂きます。今後とも舞台共々、『凪のあすから』の応援をお願い致します。(プロデューサー 永谷) #nagiasu
— 凪のあすから (@naginoasukara) March 31, 2017
しばらく聖地が公表されなかった理由としては、物語のファンタジー性を考慮してのことだったようですね。
「熊野市を中心とした三重県南部が舞台」と発表されているように、厳密には熊野市と隣接する紀北町紀伊長島に聖地巡礼スポットが点在しています。
では次からさっそく、『凪のあすから』の聖地巡礼スポット17選をご紹介していきます。
『凪のあすから』聖地巡礼スポット17選
ここから、『凪のあすから』の聖地巡礼スポット17選をご紹介していきます。
今回ご紹介する17つのスポットで、凪あすの聖地はおそらくほぼすべて網羅できていると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
今回ご紹介する聖地巡礼スポットをエリア別に分けると、以下のとおりです。
- 1. 要階段(鬼ヶ城)
- 2. 波田須駅
- 3. 天女座入り口(OPシーン)
- 4. 天女座
- 5. 波路中学校(旧波田須小学校)
- 6. サヤマート(清七屋ストアー)
- 7〜13. 鴛大師(おしおおし)の風景①〜⑦
- 14. 美濱中学校(旧新鹿中学校)
- 15. 鴛大師(おしおおし)漁協(熊野漁協二木島支所)
- 16. 旧造船所
- 17. 旧造船所前踏切
1. 要階段(鬼ヶ城)
まずはじめにご紹介するのが、唯一「大泊エリア」にある聖地巡礼スポットの「要階段(鬼ヶ城)」です。
この場所は『凪あす』のOPシーンで利用されていたので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
ユネスコの世界遺産にも登録されている場所なので、多くの観光客で賑わう観光スポットとなっています。
2. 波田須駅
次にご紹介するが聖地巡礼スポットが、「波田須エリア」にある「波田須駅」です。
アニメでも美海(みうな)を探すシーンや、凪あすのPVなどで登場した場所になります。
アニメのシーンと同じアングルで撮影するためには、線路に降りる必要があったため、上記のような写真しか撮影することができませんでした。
もともとはこの「波田須駅」に凪あす聖地巡礼ノートが置かれていたようですが、現在は波田須駅からすぐ近くにある「天女座」というカフェに聖地巡礼ノートが置かれています。
3. 天女座入り口(OPシーン)
凪あすセカンドシーズンのOPで登場する「天女座入り口」です。
凪あすの聖地巡礼スポットの中でも、アニメと全く同じ風景を見ることができる数少ない場所の1つとなっています。
4. 天女座
次にご紹介する聖地巡礼スポットは「天女座」です。
先ほどご紹介した「天女座入り口」から進んだ場所に位置しているカフェになります。
この「天女座さん」はアニメで登場する場所ではありませんが、凪あすの聖地巡礼ノートが置かれている場所となっているようですね。
また、凪あすファン交流会さん(@nagiasu_1024)が主催するイベントのファン交流場所にもなっているようです。
僕が訪れたときはお盆の時期だったこともあり営業していませんでしたが、凪あすの聖地巡礼に行った際にはぜひ立ち寄ってみたい場所です。
「凪あすカレーと塩サイダーセット」というメニューもあるようなので、ぜひ一度食べてみたいメニューですね!
5. 波路中学校(旧波田須小学校)
光やまなか達が通っていた汐鹿生(しおししお)にある「波路中学校」のモデルが「旧波田須小学校」と言われています。
先ほどご紹介した「天女座」から、道を挟んだ場所に位置しています。
凪あすファン交流会さん(@nagiasu_1024)主催の交流会のときに、建物の中を見学できるようですね!
気になる方は、ぜひTwitterでイベント情報などを確認してみてください!
6. サヤマート(清七屋ストアー)
次に、多くの聖地巡礼スポットが密集している「新鹿エリア」のスポットをご紹介していきます。
こちらは凪あす主人公の光の姉、あかりが働く「サヤマート」のモデルとなった場所です。建物の外観はそこまでサヤマートに似てはいませんが、新鹿町にある唯一の商店となっています。
お店の店員さんがすごく親切でいい方だったので、聖地巡礼に出かけたときにはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
7. 鴛大師の風景①
第5話「あのねウミウシ」にて、みんなで美海を探すシーンに登場する「鴛大師の風景①」です。
アニメのシーンと完全に一致する場所ではありませんが、高架橋の雰囲気はすごく似たものを感じました。
8. 鴛大師の風景②
こちらも第5話の美海を探すシーンで登場した「鴛大師の風景②」です。
アニメでは、橋の下からのアングルが使われていたようですね。
9. 鴛大師の風景③
第20話「ねむりひめ」にて使われた「鴛大師の風景③」です。
10. 鴛大師の風景④
第14話「約束の日」で登場した「鴛大師の風景④」です。
アニメ画像の中央にある橋の柱以外は、かなり再現度が高い場所だと思います。
11. 鴛大師の風景⑤
第17話「ビョーキなふたり」のシーンで登場する「鴛大師の風景⑤」です。
12. 鴛大師の風景⑥
先ほどと同様、第17話で登場する「鴛大師の風景⑥」です。
こちらもかなり再現度が高い聖地巡礼スポットの1つですね。
13. 鴛大師の風景⑦
第10話「ぬくみ雪ふるふる」で登場する「鴛大師の風景⑦」です。
このスポットに関しては完全に住宅街の中にある場所なので、後にご紹介する「聖地巡礼マップ」でも詳しい場所は掲載していません。
14. 美濱中学校(旧新鹿中学校)
光やまなか達が通うことになった、鴛大師の「美濱中学校」のモデルとなった場所です。
現在、旧新鹿中学校だった建物は取り壊されていますが、いろいろな場所にアニメの面影を感じることができるスポットでした。
15. 鴛大師漁協(熊野漁協二木島支所)
こちらは「二木島エリア」に唯一ある聖地巡礼スポット「鴛大師漁協」のモデルとなった建物です。
こちらも完全にアニメと一致するという建物ではありませんが、とても参考にされた場所だということが伝わってきました。
16. 旧造船所
おふねひきで使われる「おじょしさま」を造った「旧造船所」です。
ここまでご紹介した聖地巡礼スポットは全て三重県熊野市に位置していますが、この「旧造船所」と次にご紹介する「旧造船所前踏切」のみ、三重県紀北町に位置しています。
17. 旧造船所前踏切
最後にご紹介する聖地巡礼スポットが「造船所前踏切」です。
先ほどご紹介した「旧造船所」から、道を挟んだ正面に位置しています。
さゆが要に告白したシーンを思い出すことができますね。
『凪のあすから』の聖地巡礼は自動車で行くのがおすすめ
ここまで『凪のあすから』の聖地巡礼スポット17選をご紹介してきました。
実際に凪あすの聖地巡礼に出かけてみて感じたことなのですが、凪あすの聖地巡礼には自動車で行くことを強くおすすめします。
ご紹介してきたように、凪あすの聖地巡礼スポットは三重県熊野市(大泊、波田須、新鹿、二木島)と紀北町紀伊長島に点在しており、各スポットごとの距離がかなり離れています。
もちろん公共交通機関(主にJR)を利用してそれぞれの聖地巡礼スポットに行くことも可能ですが、運行している電車の本数があまり多くないので、そこまで便利とは言えません。
以上のことから、自動車をお持ちの方・利用できる方であれば、自動車にて聖地巡礼に出かけることを強くおすすめします。
自動車をお持ちでない方は、熊野方面電車の乗り換え駅となる「松阪駅」や「新宮駅」にトヨタレンタカーがあるので、こちらを利用してみてもいいかもしれません。
>>松阪駅のトヨタレンタカーを確認する
>>新宮駅のトヨタレンタカーを確認する
【公共交通機関利用者向け】凪あす聖地巡礼スポットへの行き方
先ほど、凪あすの聖地巡礼の際には自動車を利用することをおすすめしました。
しかし、事情によりどうしても自動車を利用できない方もいらっしゃるかと思います。
そこでここからは、公共交通機関を利用する方向けに、各聖地巡礼スポットへの行き方をエリア別に詳しくご紹介していきます。
大泊エリア
凪あすの聖地巡礼スポットの中でも、最も南となるエリアが「大泊エリア」です。
- 1. 要階段(鬼ヶ城)
大泊エリアには、OPで使用された「要階段」のモデルの鬼ヶ城があります。
公共交通機関で要階段(鬼ヶ城)に行く場合は、JR大泊駅が最寄り駅となっており、徒歩約20分(1.7km)で要階段まで行くことができます。
もしくは、大泊駅の一つ先の駅であるJR熊野市駅まで行けば、駅前にレンタル自転車があるので、そちらを利用してもいいかもしれません。
貸出場所:熊野市観光公社(熊野市駅前)
料金:1時間まで200円(時間ごとに料金加算方式)
お問い合わせ:0597-89-2229
>>熊野市駅のレンタル自転車情報を確認する
波田須エリア
「波田須エリア」には、以下の聖地巡礼スポットがあります。
- 2. 波田須駅
- 3. 天女座入り口(OPシーン)
- 4. 天女座
- 5. 波路中学校(旧波田須小学校)
波田須エリアの聖地巡礼スポットは、すべてJR波田須駅から徒歩圏内にあります。
波田須駅から天女座や波路中学校方面の道は険しい坂道となっていますが、徒歩10〜15分程度で行くことができると思います。
新鹿エリア
「新鹿エリア」は、最も聖地巡礼スポットが密集しているエリアになります。
- 6. サヤマート(清七屋ストアー)
- 7〜13. 鴛大師(おしおおし)の風景①〜⑦
- 14. 美濱中学校(旧新鹿中学校)
新鹿エリアの聖地巡礼スポットも、すべてJR新鹿駅から徒歩圏内となっています。
二木島エリア
「二木島エリア」には、「鴛大師漁協」のモデルとなった建物があります。
- 15. 鴛大師(おしおおし)漁協(熊野漁協二木島支所)
「鴛大師漁協」もJR二木島駅から徒歩3分程度の距離にあります。
紀伊長島エリア
凪あすの聖地巡礼スポットの中でも、唯一紀北町にあるのが「紀伊長島エリア」となります。
- 16. 旧造船所
- 17. 旧造船所前踏切
紀伊長島エリアにある聖地巡礼スポットの最寄り駅はJR紀伊長島駅ですが、駅から約2.5kmの距離が離れているため、徒歩だと30分以上かかってしまいます。
ただ、JR紀伊長島駅の駅前にはレンタル自転車を借りられる場所があるので、徒歩が厳しい方はそちらを利用するのがおすすめです。
貸出場所:ふれあい広場マンドロ(JR紀伊長島駅横)
料金:1日(9:00~17:00)500円、3時間300円
お問い合わせ:0597-46-3555
>>紀伊長島駅のレンタル自転車情報を確認する
『凪のあすから』聖地巡礼マップ
『凪のあすから』に限らず、聖地巡礼をする際に各スポットの場所探しに困った経験をした方も多いと思います。
そういった方のために、誰でも簡単に『凪のあすから』の聖地巡礼ができる「聖地巡礼マップ」を作成しました。
この「聖地巡礼マップ」はGoogleマップと連動して使用できるようになってるので、スマホ片手に各スポットの詳しい場所を知ることができます。
スマホのGPS機能を利用すれば、迷わず簡単に聖地巡礼スポットまでアクセスすることができるので、僕みたいな方向音痴の方でも安心して利用できます(笑)
各聖地巡礼スポットをタップすると、写真と簡単な説明文が表示されるようになっているので、ぜひご自由にお使いください!
マップ右上のアイコンをタップすると、Googleマップのアプリが起動します。
【おわりに】『凪のあすから』聖地巡礼スポット周辺の観光を紹介
最後に『凪のあすから』の聖地巡礼スポットとあわせて行くことができる、周辺の観光情報を簡単にご紹介していきます。
「せっかくなら聖地巡礼以外の場所も観光してみたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
鬼ヶ城センター
聖地巡礼スポット17選でもご紹介した要階段(鬼ヶ城)の入り口には、「鬼ヶ城センター」という観光センターがあります。
車で訪れる方には無料駐車場もありますし、お土産の購入や食事などもできる場所なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
近くの聖地巡礼スポット:要階段(鬼ヶ城)
鬼ヶ城センターHP:https://onigajyo.mie.jp/
無料駐車場あり
獅子巌
鬼ヶ城センターから南に3kmほどの場所にある「獅子巌」です。
見た目が獅子のようであることから獅子巌と呼ばれており、ユネスコの世界遺産にも登録されているようです。
公共交通機関をご利用の方は、熊野市駅前のレンタル自転車で訪れることをおすすめします。
近くの聖地巡礼スポット:要階段(鬼ヶ城)
獅子巌について:http://kumano-kankou.com/
花窟神社(はなのいわや神社)
獅子巌から700mほどの場所に、熊野市でも有名な「花窟神社」があります。
日本神話で登場するイザナギとイザナミに関係する神社らしいので、神社が好きな方にはおすすめできます。
神社の前は食事やお土産の購入などができるスポットになっているので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
近くの聖地巡礼スポット:要階段(鬼ヶ城)
花窟神社HP:https://hananoiwaya.com/
無料駐車場あり
道の駅 紀伊長島マンボウ
「旧造船所」や「旧造船所前踏切」の近くにある観光スポットが「道の駅 紀伊長島マンボウ」です。
比較的大きな道の駅となっており、マンボウの串焼きという名物を販売している場所として知られています。
お土産やお食事も提供しているので、旧造船所の近くまで行った際は、ぜひ訪れてみてください。
公共交通機関をご利用の方は、JR紀伊長島駅前のレンタル自転車で訪れることをおすすめします。
近くの聖地巡礼スポット:旧造船所、旧造船所前踏切
道の駅 紀伊長島マンボウHP:https://42manbou.com/
無料駐車場あり
というわけで、今回は『凪のあすから』の舞台となった三重県熊野市の聖地巡礼スポットについてご紹介しました。
これから凪あすの聖地巡礼に行く方の参考になれば幸いです。少し長い記事になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました!