ラトビア観光におすすめ!欧州最大級規模のリガ中央市場に行ってみた
近年観光スポットの穴場として、徐々に知名度が上がってきているラトビアの首都リガ。
街全体の美しさもリガ観光の魅力ですが、ヨーロッパ最大級とも言われる中央市場(セントラルマーケット)も忘れてはなりません。
毎日、肉・魚・野菜・果物など様々な商品が取引されており、活気のある市場を見学するだけでも十分楽しむことができます。
そこで今回は、リガの中央市場(セントラルマーケット)に実際に行ってきたので、見所などをご紹介していきます!
ヨーロッパ最大級の規模のリガ中央市場
リガの中央市場は、1930年にオープンした歴史を持つヨーロッパでも最大規模を誇る市場です。ユニークな形なのは、もともと飛行船の格納庫だった建物を使用しているため。
全部で5つの建物(屋内市場)があり、肉・魚・野菜・チーズ・パン・蜂蜜など様々な商品が販売されています。またこれら建物の周りにも屋外市場として、野菜・果物・日用品なども販売しており、かなりの活気に溢れています。
リガの旧市街からも近く、バスターミナルからも見える距離にあるので、リガに訪れた際には必ず行くことをおすすめします。
名称:Riga Central Market(英語) Centrāltirgus(ラトビア語)
住所:Nēģu iela 7, Latgales priekšpilsēta, Rīga, LV-1050
HP:https://www.rct.lv/en/
営業時間:7:00〜18:00頃まで
お店の支払いは現金?カード払い?
ラトビアは基本的にキャッシュレスが浸透しているため、リガ市内の多くの場所でクレジットカードを利用することができます。
しかし、中央市場では基本的に現金のみの取り扱いをしているお店が多いので、商品を購入したい方は、現金を用意しておくことが必須です。
事前に現金を両替しておくか、中央市場内にあるATMでのキャッシングもおすすめです。
充実した海外旅行保険や、海外でもキャッシングサービスが使える年会費無料のクレジットカードを下記の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
ラトビア観光におすすめ!欧州最大級規模のリガ中央市場に行ってみた
屋外市場
中央市場に来て、まず目に飛び込んでくるのは屋外市場です。
ここでは主に野菜や果物、日用雑貨などが販売されています。僕が行ったのは平日でしたが、かなりの人で賑わっていました。
お店の人に聞いたのですが、朝から畑で採ってきた野菜をお店に並べるとのことなので、スーパーでは買えないような新鮮な野菜を買うことができます。
日本ではあまり見ることがないような野菜も並んでおり、見ているだけで十分楽しむことができます。
自分の欲しい野菜を選んで、計り売りしてくれます。値段も驚くほど安いので、キッチン付きのホテルなどに宿泊される方でしたら、ここで食料を調達してみてもいいと思います!
ブルーベリーやラズベリーなどの果物も販売しています。ラトビアでは、ブルーベリーなどのベリー系の果物が国民食とも言えるほど普及しており、多くのお店で販売しています。
試食もさせてくれるので、気に入った果物を食べながら中央市場を散策するのもいいですね!
屋内市場
次に、屋内市場のご紹介をします。
屋内市場は全部で5つの建物で構成されており、こちらでは屋外市場にはない、肉、魚、チーズ、パンなどの商品も販売されています。
こちらのお店では、主にチーズなどの乳製品を販売していました。パッケージにして販売しているチーズもありますが、グラム単位での購入もできるので、自分のお好みの量を調整することができます。
すぐ食べられるような調理パン・菓子パンも売っているので、ぜひパンを片手に散策してみてください!
ピクルスにした野菜もたくさん売っています。日本では見られないような、いろんな種類の野菜のピクルスを販売しています。
ピクルスも基本的にグラム単位での販売になっています。
バルト海で獲れた新鮮な魚も並んでいます。まだ生きていた魚も多く、ショーケースの中でピチピチ跳ねていました。
キャビアやイクラといった高級食材も販売しています。スモークされた鮭などの魚もショーケースにずらりと並んでいました。
お肉を販売しているお店もかなりの数です。その場で豚や牛の肉を捌いており、とても新鮮なお肉を購入することができます。
朝早くに行くと、肉を解体している光景を見ることができるので、午前中に行くことをおすすめします!
屋内市場の中にはカフェやレストラン、バーもあるので、お買い物に疲れたら一休みできます。昼間からビールを飲んで、くつろいでいる人もたくさんいました。
カフェスペースの一角に寿司を販売しているお店もあります。日本のお寿司とは全くの別物なので、一度試してみるのもいい経験になります笑。
物価調査!実際に商品を購入してみた!
紹介してきた通り、中央市場内は本当にたくさんの商品で溢れています。せっかくなので、僕も実際に少しだけ購入してみました。
まず、屋外市場の野菜を販売しているお店で、トマトを購入しました。
自分の買いたいものを選んで、計り売りしてくれます。僕はトマト6個買ったのですが、なんとこれで0.6ユーロ。日本円にして約71円(1ユーロ118円計算)。
や、安い…。
農家の方たちが採算を取れているのか不安になるほどの価格です。日本との物価の違いを知れるいい経験になりました。
次は屋内市場。こちらのお店でパンを2つ購入しました。
こちらは2つで0.8ユーロ、日本円で約94円くらいです。日本ならパン1つ100円以上すると思うので、こちらもかなり安いです。
左の写真は、クリームとクランベリーが練りこんであるパンでした。クランベリーがいいアクセントになって、とても美味しかったです。右の写真は、カスタードクリームのパン。間違いなく美味しいです。
今回購入した以外の商品も、日本と比べるとかなり安価で購入することができます。雑貨類やはちみつ、香辛料などお土産としても役立つ商品もかなり安価で購入できるので、ぜひいろいろなお店を回って、気に入る商品を見つけてみてください!
おわりに
今回は、リガの中央市場(セントラルマーケット)についてご紹介しました。
これほどの規模の建物に、たくさんの肉や魚が並べられている光景には圧倒させられます。まさに「リガ市民の台所」という名にふさわしい市場であると思いました。
写真でご紹介した以外にも、胡椒などのスパイスや、ラトビア雑貨などを扱っているお店もあるので、お土産にちょうどいい物も見つけることができると思います。
ぜひリガに訪れる予定のある方は、中央市場もスケジュールに組み込んでみてください。