【地下鉄+バス】ドロットニングホルム宮殿の行き方を簡単解説
水の都ストックホルムの郊外にたたずむ「ドロットニングホルム宮殿」。
1991年に世界遺産に登録されたドロットニングホルム宮殿は、その美しさから「北欧のヴェルサイユ」とも称されています。緑豊かで美しい庭園とメーラレン湖に囲まれた宮殿は、スウェーデンの国王一家が住む住居にもなっています。
そこで今回は、そんなストックホルム観光におすすめのドロットニングホルム宮殿へのアクセス方法・行き方を解説していきます。
地下鉄とバスを利用すれば、ストックホルム中心街から40分程度で簡単にドロットニングホルム宮殿までアクセスすることができます!
ドロットニングホルム宮殿への2通りの行き方・アクセス方法
ストックホルムの中心街からドロットニングホルム宮殿への行き方は、①地下鉄+バスでのアクセス、②水上ボートでのアクセスの2通りの方法があります。
①の地下鉄とバスを使うアクセス方法は、最も安く、約40分でストックホルム中心街からドロットニングホルム宮殿まで行くことができます。
②の水上ボートは①の方法と比べると、どうしても価格は高くなってしまいますが、美しいストックホルムの風景を見ながらクルーズを楽しむことができます。水上ボートはシーズン中のみの運行であり、約60分でドロットニングホルム宮殿へアクセスできます。
- 地下鉄+バス:ストックホルムから約40分。最も安く簡単にアクセスできる(片道約500円)。
- 水上ボート:ストックホルムから約60分。料金は高いが、ストックホルムの美しい風景を楽しむことができる(夏季限定)。
この記事では、①の地下鉄+バスを使うアクセス方法を解説していきます。
地下鉄+バスを使ったアクセス方法
地下鉄+バスでのドロットニングホルム宮殿への行き方は、以下の手順となります。
- ストックホルム中心街から、地下鉄の電車「17番」もしくは「19番」で「Brommaplan ブロンマプラン駅」にアクセス。
- 「Brommaplan ブロンマプラン駅」の駅前から出ているバス「176番」もしくは「177番」に乗り換え、「Drottningholm ドロットニングホルム」にて下車。
この手順で、ストックホルム中心街からドロットニングホルム宮殿まで行くことができます。次から、さらに詳しく解説して行きます。
※注意!
ストックホルム市内を運行する地下鉄やバスは、全ての公共交通機関に乗車できる共通チケット1枚で利用することができます。
地下鉄に乗るときに購入するチケットをそのまま、乗り換えるバスでも使用できるので安心してください。
【地下鉄】ストックホルム市内〜Brommaplan ブロンマプラン駅
今回はストックホルム中心街にある地下鉄駅「T-Centralen」から乗車しました。
「Brommaplan ブロンマプラン駅」に向かうには、グリーンラインの「17番」もしくは「19番」の電車に乗車してください(下記がストックホルムの路線図です)。
※注意点!
「18番」の電車は、Brommaplan駅の手前の「Alvik」までしか行きません。必ず「17番」か「19番」の電車に乗車するようにしてください。
(僕は間違って18番の電車に乗車したので、乗り換えるハメになりました)
地下鉄の切符は、駅構内にある自動券売機から購入することができます(クレジットカード使用可)。
繰り返しになりますが、ここで購入するチケットはストックホルム市内の公共交通機関共通のチケットになっています。なので、後に乗車するバスでもこのチケットを使用することができます。
チケットは購入から75分間有効で、料金が45SEK(約500円)となっています。
地下鉄に乗車後、「Brommaplan ブロンマプラン駅」までは約20分で到着します。
【バス】ブロンマプラン駅〜ドロットニングホルム宮殿
ブロンマプラン駅に到着後は、ドロットニングホルム宮殿行きのバスに乗り換えます。ブロンマプラン駅は、改札口が一つしかない小さな駅なので、迷うことはないと思います。
駅の出口を出ると、バスの時刻表があります。駅の目の前にバス乗り場があり、「176番」もしくは「177番」のバスでドロットニングホルム宮殿にアクセスできます。
301〜317番、323番、336番、338番、396番のバスでも、アクセスは可能みたいですが、176・177番のバスの本数が一番多い印象がありました。
バスの車内に電光掲示板はあるのですが、アナウンスはないので注意してください。10分とかからずに「Drottningholm ドロットニングホルム」に到着します。
バス停からは、もうドロットニングホルム宮殿が見えています。そのまま徒歩で、宮殿まで向かいましょう。
ドロットニングホルム宮殿からの帰路
次に、ドロットニングホルム宮殿からストックホルム中心街までの帰路を解説します。
帰りも基本的に行きに来た道と同様の方法で戻ります。帰りのバス停は、行きに下車したバス停の道の反対側にあります。
帰りの交通機関のチケットは、バス停の隣にあるキオスク(コンビニ)で購入することができます。バスの車内では購入できないので、注意してください。
帰りも行き道と同様に、176番もしくは177番のバスでブロンマプラン駅まで戻ります。
ブロンマプラン駅からストックホルム中心街に戻る場合は、駅の階段を登って左側のホーム「Tag mot T-Centralen」と書かれた方の電車に乗車してください。
行きと同様、約20分ほどでストックホルム中心街に戻ることができます。
おわりに
今回は、世界遺産「ドロットニングホルム宮殿」へのアクセス方法について解説しました。
解説してきたように地下鉄+バスを利用すれば、ドロットニングホルム宮殿までお安く簡単に行くことができます。
ストックホルムまで訪れたときには、「北欧のヴェルサイユ」とも称される美しいドロットニングホルム宮殿まで、ぜひ訪れてみてください。
また【在住者解説】ストックホルムのおすすめ観光スポット35選にて、ストックホルムのおすすめ観光名所もご紹介しています。こちらもぜひ、参考にしてみてください!