「歌と踊りの祭典」開催場所!ラトビアの大自然を感じられる森林公園
近年、首都リガの旧市街の美しさと物価の安さから、穴場観光スポットとして注目を集めているバルト三国のひとつラトビア。
世界遺産に登録されている首都リガの旧市街や、数多く残るアール・ヌーヴォー建築が注目されがちではありますが、ラトビアは国土の約50%が森林であり、その豊かな自然も大きな魅力のひとつです。
今回は、そんなラトビアの豊かな自然を感じることのできるおすすめ観光スポット「森林公園(メジャパルクス)」をご紹介いたします。
ラトビアの大自然を感じられる森林公園とは?
森林公園(Mežaparks:メジャパルクス)は、首都リガの北部に位置している、20世紀初頭に建設された自然あふれる公園です。
もともとはカイザーヴァルト(Kaiserwald)と呼ばれていた庭園都市(ガーデンシティ)であり、リガの上流階級住民のために建設された歴史を持っています。
第二次世界大戦中には、カイザーヴァルト強制収容所というユダヤ人などのための収容所があったという悲しい歴史も持っています。
現在は、5年に1度開催される「ラトビア歌と踊りの祭典」という、ラトビア人のアイデンティティにとって重要な一大イベントの開催場所にもなっています。
名称:Mežaparks
住所:Meža prospekts 22, Ziemeļu rajons, Rīga, LV-1014
「森林公園」はリガ市内からトラムで簡単アクセス
「森林公園」までは、リガ中心街からトラム「11番」で簡単にアクセスすることができます。
トラム11番の乗り場は、旧市街から歩いて10分程度の場所にある「Merķeļa iela」が一番わかりやすいと思います。乗り場のすぐ近くに大きなキオスク(Narvesen)があるのが目印です。
約30分ほどで最寄りの停留所「Mežaparks(森林公園)」に到着します。
リガ市内の公共交通機関の乗り方は、【切符は1種類で簡単】ラトビア首都リガ市内のトラム・バスの乗り方にて詳しく解説しているので、気になる方はこちらもどうぞ。
「森林公園」でラトビアの豊かな自然を感じよう
森林公園に入ってまず思うのは、やはりその豊かな自然です。公園内は遊歩道が整備されており、散歩しながら自然をいっぱいに感じることができます。
子供連れの家族やカップル、井戸端会議をしている方々など、リガ市民の憩いの場所にもなっています。
森林公園は湖にも隣接しているので、水泳を楽しんでいる子供達や、釣りをしている人など、それぞれ思い思いの休日を楽しんでいます。
この森林公園は、リガの旧市街がすっぽり10個入ってしまうほどの森林が広がっており、リガ中心街と比べると空気もかなり澄んでいます。
座れるベンチもたくさん設置されているので、お昼ご飯を持って公園でのんびりするのもおすすめです。
森林公園内には「リガ国立動物園」が併設
この森林公園内には「リガ国立動物園」という、ラトビア国内でも最大規模の動物園が併設されています。
「国立」と名前がつくだけあって、非常にたくさんの種類の動物を見学することができます。
キリン、トラ、ライオンなどメジャーな動物はもちろんのこと、珍しい魚やカエル、爬虫類なども見学できます。気がつけば2時間以上滞在していました。
大人子供問わず楽しむことができる施設になっているので、森林公園を訪れる際は、この動物園も立ち寄ってみてください!
名称:Riga National Zoological Garden
住所:Meža prospekts 1, Ziemeļu rajons, Rīga, LV-1014
HP:http://www.rigazoo.lv/lv
入場料:7ユーロ(学生5ユーロ)
おわりに
今回は、ラトビアの豊富な自然を感じることができる穴場おすすめスポット「森林公園」をご紹介しました。
リガ中心街からアクセスも簡単でありながら、リガ中心部では感じることができない豊かな自然を満喫できるスポットです。
また、【在住者解説】ラトビアの首都リガおすすめ観光スポット35選にて、その他のリガのおすすめ観光名所も紹介しているので、気になる方はぜひこちらも参考にしてみてください。