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世界遺産の街!エストニアの首都タリンのおすすめ観光名所17選

bayashi
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バルト三国のひとつであり、最も北に位置するエストニア。その立地と文化的類似性から、「バルトの北欧」とも呼ばれています。

そんなエストニアの首都タリンは、フィンランドのヘルシンキから飛行機で約30分、フェリーで約2時間でアクセス可能なことから、ヘルシンキから日帰り旅行する方も増えて来ました。

11世紀頃に建設されたタリンの旧市街は世界遺産にも登録されており、中世ヨーロッパの雰囲気を楽しめる見所たくさんの観光スポットとなっています。

今回は、エストニアの首都タリンのおすすめ観光スポット17選をご紹介いたします。

 

エストニアの首都タリン観光のポイント

タリンの観光スポットが密集している旧市街は、大きく「山の手(トームペア)」「下町」の2つに分かれています。

「山の手(トームペア)」は、高さ約24mの小高い丘であり、かつての貴族たちが住んでいた地域とされています。騎士団の城として建設された「トームペア城」や、豪華な教会、また街を見下ろせる展望台もあるエリアとなっています。

「下町」は、商人など一般の市民が住んでいた地域であり、街の中心にある「ラエコヤ広場」など、こちらも数多くの見所があるエリアとなっています。

タリンの旧市街はそこまで広くはないのですが、「山の手(トームペア)」に行くには坂道や階段を登って行く必要があります。なので「山の手」「下町」それぞれの観光名所を集中して巡る方が、効率的に観光することができます。

 

【下町】タリンのおすすめ観光スポット

1. 城壁

タリン旧市街はかつて約2.5mの城壁に囲まれており、現在でもその一部が現存しています。タリン旧市街に訪れたなら、中世14〜16世紀に建設された城壁の見学も楽しんでみてください。

ここでは、特徴的な城壁を4つピックアップしてご紹介します。

ヴィル門

タリン旧市街の入り口に構える「ヴィル門」。文字通り旧市街入り口の「門」であり、左右にそびえる2つの塔が特徴的となっています。

ヴィル門周辺には多くのお花屋やお土産屋が並んでおり、ここから延びる道は旧市街中心部へ繋がっているメインストリートとなっています。

名称:Viru Väravad
住所:Viru tänav, 10140 Tallinn
HP:https://www.visittallinn.ee/eng

 

セーターの壁

ヴィル門からすぐ近くの場所に位置している「セーターの壁」。

城壁沿いにセーターをはじめとする多くのニット製品が並んでいることから、そう呼ばれています。セーター以外にも、手袋、靴下など様々なニット製品が販売されているので、お土産選びにも最適です。

最もかつての姿をとどめている城壁でもあるので、セーターだけでなく城壁の見学もしてみてください。

名称:Tallinn Wool Market “Sweater Wall”
住所:Müürivahe 31, 10140 Tallinn

 

塔の広場

タリン旧市街の北西に位置する「塔の広場」。名前の通り、多くの現存する城壁の塔を見学できるスポットになっています。

旧市街のはずれにある場所なので、城壁を見ながら静かに散歩したい方にはおすすめできる場所です。

 

長い足

タリンの下町と山の手(トームペア)を繋ぐ、石畳の一本道「長い足」。道の左右には苔むした城壁が続いており、旧市街らしい雰囲気を醸し出しています。

以前はトームペアに住む貴族専用の道として使われていた歴史があり、この道を登った先には旧市街を一望できる展望台があります。

名称:Pikk jalg
住所:Pikk jalg,10130 Tallinn

 

2. 職人たちの中庭

ハンドメイド木製品や陶器などの工房が軒を連ねる「職人たちの中庭」。おしゃれでセンスのある商品を購入できる、タリン旧市街のおすすめスポットです。

街中にある他のお土産屋よりもハイセンスな商品が多いので、ショッピングを楽しみたい方には特におすすめできます。

ホットチョコレートが美味しいカフェもあるので、外のテラスで観光の一息をつける場所でもあります。

名称:Meistrite Hoov
住所:Vene 6, 10123 Tallinn
HP:http://www.hoov.ee/en/

 

3. 聖カタリーナ通りと聖カタリーナ教会

タリン旧市街で最も美しいとも言われている「聖カタリーナ通り」。隣接して建っている「聖カタリーナ教会」の修道士たちも通ったとされており、歴史ある通りとして知られています。

また、この通り沿いには「聖カタリーナギルド」という商人組合があり、陶器やステンドグラスなど8つの個人工房が軒を連ねています。

通りに隣接して建っている聖カタリーナ教会は、1246年に建設され、エストニアのキリスト教布教の拠点として使用されていました。

しかし宗教改革後は人々によって破壊され、火災などもありほとんどの部分が廃墟と化しています。

名称:St. Catherine’s Passage/St. Catherine’s Church
住所:Vene 14a, 10140 Tallinn
HP(聖カタリーナ通り):https://www.katariinagild.eu/en/history-of/
HP(聖カタリーナ教会):http://www.hopnerimaja.eu/Maja
教会入場料:2ユーロ

 

4. ラエコヤ広場と旧市庁舎

タリン旧市街の中心に位置する「ラエコヤ広場」。広場にはレストランやカフェ、お土産屋などもあり、旧市街観光の拠点となる場所です。

かつてはこの広場で罪人の処刑なども行われていたとのことですが、現在ではクリスマスマーケットなどのイベントが行われる場所として、多くの人で賑わう場所となっています。

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ラエコヤ広場に面して建つのが、14世紀に建設されたゴシック様式の建物である「旧市庁舎」。

現在では博物館となっており、ハンザ同盟時代の繁栄を伺い知れる建物内部を見学することができます。夏季のみの限定ですが、高さ65mの塔に登って旧市街を一望することもできます。

名称:Town Hall Square/Tallinn raekoda galerii
住所:Raekoja plats 1, 10146 Tallinn
HP(ラエコヤ広場):https://www.visittallinn.ee/eng/
HP(旧市庁舎):http://raekoda.tallinn.ee/galerii
入場料:5ユーロ(学生3ユーロ)

 

5. 市議会薬局

現存する記録ではヨーロッパ最古の薬局として知られている「市議会薬局」。現在でも、現役の薬局として営業しています。

薬局内部は一部が展示スペースとなっており、当時使われていた薬品や器具などを見学することができます。

通常のかぜ薬なども販売していますが、ハーブティーやスパイス入りのワイン、また「失恋に効く薬」などユニークな商品も販売されています。

名称:Town Hall Pharmacy
住所:Raekoja plats 11, 10146 Tallinn
HP:http://raeapteek.ee/en/

 

6. 聖霊教会

ラエコヤ広場のすぐ近くに位置する「聖霊教会」。タリンにある他の教会は主に交易商人たちのものでありましたが、この聖霊教会は一般市民や貧しい人々のための教会として14世紀に建設されました。

教会内部では、宗教改革の破壊を免れた品物を見学することができます。

また、教会の外壁に設置されている特徴的な大時計は、タリンで最初に設置された公共時計として知られています。

名称:Püha Vaimu kogudus
住所:Pühavaimu 2, 10123 Tallinn
HP:https://www.puhavaimu.ee/
入場料:1.5ユーロ(学生1ユーロ)

 

7. のぞき見トム

聖霊教会から歩いてすぐの場所に「のぞき見トム」と呼ばれる建物があります。建物の上を見上げると、壁面にある人の顔が通りを見渡しています。

実際この建物には「トム」という人物が住んでいたようであり、いつも向かいの娘たちをのぞいていたことから、いつしか「のぞき見トム」と呼ばれるようになったとのことです。

名称:Reichmanni maja
住所:Pikk 23/25, 10133 Tallinn

 

8. 聖ニコラス教会

13世紀前半、当時のドイツ人商人居住地区に建設された聖ニコラス教会。第二次世界大戦中にソ連の攻撃により破壊されたため、現在の教会は再建されたものとなっています。

今は教会としてではなく博物館として使用されており、数は少ないですが非常に貴重な絵画や祭壇などを見学することができます。

名称:Niguliste kirik ja muuseum
住所:Niguliste 3, 10146 Tallinn
HP:https://nigulistemuuseum.ekm.ee/en/
入場料:8ユーロ(学生6ユーロ)

 

9. 聖オラフ教会

高さ124mもの塔が特徴的な聖オラフ教会。タリン旧市街では最も高い建物として知られています。

13世紀の半ばにはすでに建設されていた歴史を持っていますが、何度が落雷により崩壊しており、1840年に現在の姿になったとのことです。

旧市街一高いその塔を登って、タリンの街を一望することもできます。

名称:St Olaf’s church
住所:Lai 50, 10133 Tallinn
HP:http://oleviste.ee/
入場料(教会塔):3ユーロ(学生2ユーロ)

 

10. ふとっちょマルガレータ(エストニア海洋博物館)

旧市街北端の出入り口に位置する直径24m、壁の厚さ4.7mある「ふとっちょマルガレータ」。旧市街の出入り口を守るための要塞として、1529年に建設されました。

建設当初は旧市街防衛の役割を担っていましたが、その後は倉庫や監獄としても使用されていました。

監獄に収監されていた囚人の食事番の女性が、マルガレータという名前の太った女性であったことから、現在の名前になったとも言われています。

現在ではエストニア海洋博物館として使用されており、中世の帆船などを見学できるスポットになっています。

名称:Paks Margareeta
住所:Pikk 70, 10133 Tallinn
HP:http://meremuuseum.ee/paksmargareeta/

 

11. バルト駅前市場

タリン旧市街から徒歩約10分の場所に位置する「バルト駅前市場」。旧市街などの観光地とは異なり、地元の方が多く訪れる市場となっています。

ここでは野菜・肉・魚などの食品から、ニット製品、衣料品、お酒、アンティーク商品などあらゆるものが販売されており、お土産探しにも最適な場所となっています。

観光地とは異なる、ありのままのタリンを見ることができるおすすめスポットです。

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名称:Balti Jaama Turg
住所:Kopli 1, 10412 Tallinn
HP:https://en.astri.ee/bjt/

 

【山の手 トームペア】タリンのおすすめ観光スポット

12. トームペア城

13世紀前半に騎士団の城として建設された「トームペア城」。現在では、政府や議会などの一部が設置されている国にとって重要な場所となっています。

一見すると宮殿のような外見ですが、この外城の中に内城があるという二重構造になっています。現在の姿になったのは18世紀の後半と言われています。

建物の裏手に回ると、エストニアを象徴する存在とされている高さ約50mの塔「のっぽのヘルマン」が現れます。

政府機関が入っているため普段は入ることはできませんが、通常毎週金曜日の11時から無料の内部見学ツアーも行われているようです。

名称:Toompea loss
住所:Lossi plats 1a, 10137 Tallinn
HP:https://www.riigikogu.ee/

 

13. アレクサンドル・ネフスキー教会

トームペア城の正面に位置するロシア正教会の大聖堂「アレクサンドル・ネフスキー教会」。1901年に当時の支配国家であったロシア帝国により、建設されました。

周囲が中世ヨーロッパの街並みであるため、このロシア正教会の建物は一際目立つ存在となっています。ロシア支配時代を思い起こさせるものだとして、快く思っていない一部の人もいるとのことです。

内部は写真撮影禁止ですが、ロシア正教会らしい豪華な内部装飾を見学することができます。

名称:Aleksander Nevski katedraal
住所:Lossi plats 10, 10130 Tallinn
HP:http://tallinnanevskikatedraal.eu/
入場料:無料

 

14. 聖母マリア大聖堂

1219年、デンマーク人により建設されたエストニア本土最古の教会として知られる「聖母マリア大聖堂」。長年、タリンにある教会の中心的存在として活躍してきました。

1684年に起こった火災により一度消失しましたが、その後再び再建された歴史を持っています。教会としてだけでなく墓所としての役割も持っており、数多くの貴族たちがここに葬られています。

また、教会の塔に登ってタリンの街並みを一望できるスポットにもなっています。

名称:Toomkirik
住所:Toom-Kooli 6, 10130 Tallinn
HP:http://toomkirik.ee/
入場料:2ユーロ
入場料(大聖堂の塔):5ユーロ

 

15. キーク・イン・デ・キョク(台所をのぞけ)

トームペアの城壁沿いにある高さ約49mの塔「キーク・イン・デ・キョク」。この名前は低地ドイツ語であり、直訳すると「台所をのぞけ」という意味になります。

昔、この塔からタリンの家々の台所がのぞけたことから、このようなあだ名となったそうです。

現在では博物館として使用されており、塔の最上部に登ったり、建物の下にある地下道を見学することもできます。

名称:Kiek in de Kök
住所:Komandandi tee 2, 10130 Tallinn
HP:https://linnamuuseum.ee/en/kiek-de-kok/
入場料:6ユーロ(学生4ユーロ)

 

16. 乙女の塔博物館

キーク・イン・デ・キョクと城壁で繋がっている「乙女の塔博物館」。

当初、タリンの防衛の役割として建設されましたが、売春婦の牢屋としても使用されていたことから「乙女の塔」という名前がつけられました。

建物内部には城壁に沿って営業しているカフェがあるので、見晴らしのいい景色を眺めながら休憩にも利用することができます。

名称:Maiden Tower Museum-Cafe
住所:Lossi plats 11, Lühike jalg 9a, 10130 Tallinn
HP:https://linnamuuseum.ee/en/kiek-de-kok/neitsiorn/
入場料:3ユーロ(学生2ユーロ)

 

17. 展望台

トームペアには3つの有名な展望台があり、タリンの街を一望できるスポットとして、多くの観光客で賑わっています。

コフトウッツァ展望台

タリン旧市街の赤い屋根の建物を一望できる「コフトウッツァ展望台」。

多くの観光客が写真撮影に訪れるスポットとなっています。

名称:Kohtuotsa vaateplatvorm
住所:Kohtu 12, 10130 Tallinn
HP:https://www.visittallinn.ee/eng/

 

パットクリ展望台

コフトウッツァ展望台と同様、タリン旧市街を一望できるおすすめスポットです。

展望台周辺にはお土産屋なども密集しており、常に観光客で賑わっている観光スポットです。

名称:Patkuli Vaateplatvorm
住所:Rahukohtu, 10130 Tallinn
HP:https://www.visitestonia.com/en/

 

ピースコピ展望台

「ピースコピ展望台」は上記2つの展望台とは異なり、タリンの新市街を一望できる展望台です。

上記2つの展望台より有名ではありませんが、全く異なったタリンの一面を眺めることができるスポットです。

名称:Piiskopi vaateplatvorm
住所:Toom-Kooli 21, 10130 Tallinn
HP:https://www.visittallinn.ee/eng/

 

おわりに

今回は、エストニアの首都タリンのおすすめ観光スポット17選をご紹介しました。

タリンの旧市街はそこまで広くはありませんが、見所のある観光名所が密集しているので、ぜひ世界遺産である中世ヨーロッパの街並みを楽しみながら、歩き回ってみてください。

「山の手」と「下町」エリアで分けて観光すれば、かなり効率的に観光できるので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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bayashi
フリーランスのブロガー、WEBライター、YouTuber。海外大学院▶︎WEBマーケ▶︎フリーランス アニメ・ゲームが好き(AIR、CLANNAD、サマポケ、ジブリとか)|旅×ギター|仮想通貨2017年〜|会社に縛られずに自由に生きる方法を発信していきます。
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