屋外でギター練習をしてみよう!おすすめの持ち物・練習場所などを解説
みなさんこんにちは、bayashiです。
ギターの練習といえば、基本的に家の中などの屋内ですることが一般的ですよね。
ただ、ずっと同じ環境で練習しているとどうしてもマンネリ気味になりがちですし、住んでいる環境によってはギターの練習音が騒音となってしまうこともあると思います。
そんな方にぜひおすすめしたいのが、「屋外でのギター練習」です。
ギター練習以外にも当てはまると思いますが、普段と違う環境で練習をすることで、新鮮な気分で練習に取り組むことができますよね。
そこでこの記事では、屋外でのギター練習をおすすめする理由や必要な持ち物、おすすめの練習場所などを詳しくご紹介していきます。
- 屋外でのギター練習をおすすめする3つの理由
- 屋外でギター練習に必要な持ち物を紹介
- 屋外でのギター練習におすすめの5つの場所を紹介
屋外でのギター練習をおすすめする3つの理由
屋外でのギター練習をおすすめする理由は、以下のとおりです。
- ギターの音量を気にしなくても良い
- 新しいフレッシュな気分で練習できる
- 人前で演奏することに慣れる
では、それぞれ順番に解説していきます。
1. ギターの音量を気にしなくても良い
ギターの練習をするにあたって、当然気をつけなければいけないのが「ギターの音量」です。
アパートやマンションにお住まいの方はもちろんのこと、一軒家でも団地にお住まいの方であれば、音量はギター練習の悩みの種ですよね。また、弾き語りをする方であれば、声も抑え気味に歌わないといけないと思います。
その点、屋外でのギター練習であれば、「ギターの音量」を気にせず思う存分練習することができます。
もちろん、場所によっては屋外でも音量を気をつけなければいけない場合もあると思いますが、あまり人がいない場所であれば基本的に音量を気にせず練習することができます。
ギター以外の楽器でも同じことが言えると思いますが、音量を気にせず演奏できることは、屋外練習の大きなメリットのひとつだと思います!
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2. 新しいフレッシュな気分で練習できる
基本的に楽器の練習は屋内ですることが多いと思うのですが、毎回同じ場所・環境だと「飽き」や「マンネリ」を感じることがあると思います。
そういった気持ちのとき、いつもとは違う屋外での練習は非常に良いリフレッシュになります。
晴れた陽気の良い日に、あまり人のいない公園などで鳥の声を聞いたり、外の風を感じながらギターを弾くのは、単純に気持ち良いですよ!
3. 人前で演奏することに慣れる
屋外でギター練習をすることで、人前での演奏に慣れることができます。
屋外でギターを練習するときは、基本的にあまり人がいない公園などの場所を選ぶと思いますが、それでもたまにランニングや犬の散歩などで通りがかる人と会うことがあります。
普段からライブなどで人前で演奏することに慣れている人は別ですが、通りがかりの人とはいえ人の目があると緊張するものです。
しかし、将来的にライブなどに出演したいと思っている方であれば、こういった屋外での練習は「人前で演奏することに慣れるチャンス」でもあります。
またライブなどに出演する予定がない方であっても、人の目があれば「適当な演奏はできないな…」という気持ちから、より一層真剣に練習に取り組む機会にもなります!
屋外でギター練習をするために必要な持ち物
次に屋外でのギター練習に必要な持ち物もご紹介していきます。
基本的に屋外でのギター練習に必要な物は、以下のとおりです。
- ギター(そこまで高価でないギターがおすすめ)
- ギターケース(ソフトケースがおすすめ)
- 楽譜
- バッテリー式ギターアンプ
- その他ギター周りの小物(カポ・チューナー・予備の弦など)
1. ギター(そこまで高価でないギターがおすすめ)
まず当たり前ですが、そもそもギターがないと練習すらできませんよね笑。
ただ屋外でギター練習をする場合、注意する点として①そこまで高価ではないギター、②少しくらい傷がついても気にしないギターを持って行った方がいいと思います。
もちろん好んでギターに傷を付けたい人はいないと思いますが、屋外である以上、ギターを地面に置いて細かい傷がついてしまったり、どこかにぶつけて傷がついてしまうことも可能性として考えられます。
そういった可能性も考えると、屋外練習の場合はそこまで高価なギターを持ち出すのはやめておいた方がいいでしょう。
2. ギターケース(ソフトケースがおすすめ)
屋外でギターを弾くためには、ギターを運ぶための「ギターケース」も必要になります。
ギターケースには、ハードケースとソフトケースの2種類がありますが、屋外でのギター練習であれば「ソフトケース」を持っていく方がいいと思います。
特に「ソフトケース」でも、両肩に背負えるタイプのものであれば自転車に乗って出かけることもできますし、何よりハードケースよりも圧倒的に軽いので、ギターを持っていく負担が少なくなりますよ!
基本的には、ギターを買った当初に付属しているソフトケースでも十分だと思いますが、もし改めて購入するなら、大きめのポケットなど複数の収納スペースがあるソフトケースを購入された方がいいと思います。
僕はAmazonで購入した「CAHAYA」というメーカーのギターケースを使っているのですが、収納ポケットが多いので楽譜、ピック、チューナー、譜面台など、全ての持ち物をこのソフトケース一つで持っていくことができます。
またソフトケース自体も大きいので、ドレッドノート型のギターでも十分に収納することができます(譜面台入れの場所には、カメラを立てる三脚なども入ります)。
価格も2000円以下で購入できるので、もし改めてソフトケースを購入されるのであれば、こちらのソフトケースは個人的におすすめですよ!
3. 楽譜
屋外のギター練習でも、必要になってくるのが「楽譜」です。
練習したい曲の楽譜はもちろん、お気に入りの曲の楽譜を持っていくといいでしょう。
ただ家の中での練習とは違い、外では強風により印刷した楽譜が飛んでいったり、ページがめくれたりする可能性もあるので、ファイルに入れたり譜面台で楽譜を固定することも考えた方がいいかもしれません。
僕は最近ソロギターを弾くことが多いので、南澤大介さんの「ソロギターのしらべ」を使っていることが多いです。
これからソロギターを弾きたいと思っている方にはおすすめですよ!
4. バッテリー式ギターアンプ
屋外での練習でもギターをアンプに繋ぎたい方は、バッテリー式のギターアンプを持っていく必要があります。
数あるギターアンプの中でも、個人的におすすめの屋外用のギターアンプが「BLACKSTAR FLY3 ミ二ギターアンプ」です。
このギターアンプの特徴としては、リュックに楽々入る小型サイズのアンプでありながら、その音質の良さや、ISFコントロールにて音のトーンを変えられる機能性です。
また、単三電池6本で駆動することや、1キロ以下の重量、普通のスピーカーとしても使用できる点など、様々な特徴があります。
ただ、やはり小型アンプというだけあって3Wの出力しかないので、路上演奏で使うには少し迫力や音量が足りないのかなぁとも思います。
でも屋外で練習する分には申し分ない音質ですし、何より小さくて軽いので気軽にリュックに入れて持っていくことができます。
家の中でも使いたい方は、電池なしでも使える専用の電源アダプターもあります。
ギターをアンプに繋ぐなら、シールドも必要ですね!
屋外で使うには単三電池が6本必要なので、充電式の単三電池を購入しておくと便利ですね。
5. その他ギター周りの小物(カポ・チューナー・予備の弦など)
上記でご紹介した持ち物以外にも、カポやピック、交換用の弦など、細かなギター周りの小物も持っていく必要があります。
以下に必要だと思うものを一覧にまとめてみたので、参考にしてみてください!
屋外でのギター練習におすすめの5つの場所
次に屋外でのギター練習におすすめの場所をご紹介していきます。
結論から言うと、以下の5つの場所になります。
- 公園
- 河川敷
- 海岸
- 森の中
- 路上・ストリート
1. 公園
まずはじめにご紹介したいおすすめの練習場所が「公園」です。
「公園」で練習をする際にも、個人的に3つの大切なポイントがあると思うので、以下にまとめてみました。
- 公園の中でも、比較的人の少ない場所を選ぶ → 練習に集中できる、他人に迷惑をかけない
- 団地の中にある小さな公園などではなく、比較的敷地面積の広い公園を選ぶ → 自然公園、河川敷公園など
- 楽器演奏が禁止されていないか確認する → しっかりと公共のルールは守る
「公園」でギター練習をするときには、上記の3つのポイントが重要だと思います。
「屋外でのギター練習をおすすめする3つの理由」にて、人前で演奏することに慣れるというメリットも挙げましたが、頻繁に人通りがある場所だと練習にあまり集中できないといったデメリットもあります。
また、人によっては公園で静かに過ごしたい方もいると思うので、基本的には公園の中でも人が少ない場所で練習することをおすすめします。
そのためにも団地内にある小さな公園などではなく、「自然公園」や「河川敷公園」などと名前がつく、比較的敷地面積が広い公園を選ぶことが重要です。
また、楽器演奏をそもそも禁止している公園もたまにあるので、練習前に公園内でのルールは確認しておいた方が無難だと思います。
2. 河川敷
次にご紹介する、おすすめのギター練習場所が「河川敷」です。
前述の「公園」でご紹介した河川敷公園とも同じなのですが、基本的に河川敷はあまり人がいないことが多いと思います。
河川敷であれば、ある程度大きな音でギターを弾いても迷惑にならないでしょうし、何より流れる川の音を聴きながらギターを練習していると気持ちがいいですよ!
3. 海岸
「海岸」もギター練習をする、おすすめスポットのひとつです。
晴れた日に大きな海を眺めながら、ギターを弾くと最高の気分になりますね!
ただ、海岸だと基本的に影になっている場所が少ないので、夏場などはもろに直射日光を浴びることになるというデメリットもあります。
また、あまり海に近すぎる場所だと波が押し寄せてくる可能性もあるので、ある程度海から距離をとって練習することが必要ですね笑
以前、海岸沿いでギター演奏した動画を載せておくので、もしよかったらご覧ください。
4. 森の中
ここは賛否両論あると思うのですが、個人的におすすめの練習場所が「森の中」です。
森の中であれば、風で木の葉が揺れる音や、鳥や動物の鳴き声、水の流れる音などを聞きながら、大自然の環境の中でギターの練習をすることができます。
当然、ギターの音量に気をつける必要もありません。
ただ、夏場は蚊・蜂・ヘビなどに注意する必要もありますし、地域によってはイノシシ・サル・鹿・熊などに襲われる可能性もあると思うので、森の中でギター練習をする場合は、ある程度の対策を取っておいた方がいいと思います笑
5. 路上・ストリート
最後にご紹介するのが、「路上・ストリート」での練習(演奏)です。
ここに関しては、ある程度度胸が必要になってくると思うのですが、もし少しでも路上演奏もやってみたいと思っている方であれば、ぜひ挑戦してみて欲しいと思っています。
路上演奏をするとなると、やはりある程度のギターの腕前も必要になってくると思うので、自然と練習にも真剣に取り組むようになると思います。
また、路上演奏から新しい友人やギター仲間と出会うこともあるので、交友関係を広げたい方にもおすすめできます!
【結論】今すぐギターを持って外に出かけよう!
今回は普段のギター練習とは趣向を変えて、屋外でのギター練習をおすすめする理由や、必要な持ち物、おすすめの練習場所などをご紹介しました。
いろいろと賛否両論はあるかもしれないのですが、個人的には屋外でのギター練習はとてもおすすめできますし、普段とは違う環境で練習することも大切だと思います。
ぜひみなさんも、たまにはギターを持って外で練習してみてくださいね!