エストニア首都タリンのクリスマスマーケットを徹底解説!【開催期間・見所など】
バルト三国を構成する国のひとつエストニア。世界有数のIT先進国として知られており、あのSkypeもエストニア発祥の企業として有名です。
そんなエストニアですが、冬の期間は首都タリンの旧市街でクリスマスマーケットが開催されます。タリンのクリスマスマーケットは1441年から始まったとされており、一説にはヨーロッパ最古との噂もあります。
そこで今回は、実際にエストニアの首都タリンのクリスマスマーケットに訪れてみたので、開催期間や見所などをご紹介していきます!
タリンのクリスマスマーケットの概要を解説(開催場所・期間など)
タリンのクリスマスマーケットの見所・雰囲気を写真とともに紹介
クリスマスマーケットで購入できるものの紹介(料理、お酒、お土産など)
タリンのクリスマスマーケット概要
タリンのクリスマスマーケットの始まりは1441年まで遡るとされています。一説には、ヨーロッパ最古のクリスマスマーケットとも言われており、エストニアの冬の伝統行事となっています。
毎年11月中旬から1月上旬まで開催されており、ハンドメイド雑貨や、美味しい料理とホットワインのお店が軒を連ねます。
開催場所は、旧市街のちょうど真ん中あたりに位置している「ラエコヤ広場」。現在は博物館となっている旧市庁舎も位置している、旧市街で最も賑わっている場所のひとつです。
エストニアの冬はとても冷えるので、訪れる際は帽子やジャケット、手袋などの防寒対策をして訪れてくださいね。
開催場所:ラエコヤ広場 Raekoja plats → googlemapで確認
開催期間:2019年11月15日(金)~2020年1月7日(火)
開催時間:10:00〜19:00
HP:https://www.visitestonia.com/en/tallinn-christmas-market
翌年の開催時期はHPにて要確認
お店の支払いは現金?カード払い?
エストニアは基本的にキャッシュレスが浸透しているため、クリスマスマーケットでもクレジットカードを利用できるお店もあります。
しかし、一部のお店では現金のみの取り扱いをしているところもあるので、ある程度の現金は用意しておいた方が無難です。
飲食をしたい方やお土産を購入したい方は、事前に現金を用意しておくか、街中にあるATMでのキャッシングもおすすめです。
充実した海外旅行保険や、キャッシングサービスが使える年会費無料のクレジットカードを下記の記事で紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
タリンのクリスマスマーケットを巡る
広場の中央に立つクリスマスツリー
タリンのクリスマスマーケットの見所のひとつが、広場中央にそびえるクリスマスツリー。美しい飾り付けがされた巨大なツリーの下は、家族連れやカップルの方々の写真撮影スポットとなっています。
また、クリスマスツリーと石造りの旧市庁舎のコントラストが美しく、いつまでも眺めていたくなります。
ツリーの反対側には、美しいイルミネーションが施された大きなステージが設置されています。
クリスマスマーケット期間中に、このステージでエストニア伝統のダンスなどが披露されるとのことです。
豊富な種類のフードスタンド
外で食べる暖かい料理も、クリスマスマーケットの楽しみのひとつです。エストニアの冬は寒いので、フードスタンドから溢れる湯気といい香りについ誘われてしまいます。
クリスマスマーケット全体で見ると、かなり多くのフードスタンドが出店しており、どのお店の料理も食欲をそそります。
大きなソーセージとポテト、ザワークラウトのプレートが10ユーロくらいから食べられます。一皿食べるとお腹いっぱいになるので、コスパもいいですよ。
それ以外にも大きなサーモンの切り身(おそらく薫製したもの)や、骨付きのポークなど美味しそうな料理で溢れています。
ソーセージ単品でも販売しており、種類も豊富です。これだけの種類があると、どれを注文していいか迷ってしまいますね。
もちろん定番のホットワインも販売しています。ホットワインはスパイスが入っているので、寒い外を歩くにはぴったりの飲み物です。
また、エストニアでとても有名なリキュール「Vana Tallinn」も販売していました。アルコール度数が高いお酒なので、体を温めてくれます。
ワインなどのお酒が苦手な方におすすめしたいのは温かいスープです。寒い外で飲む温かいスープも、クリスマスマーケットの楽しみ方のひとつですね。
数多く立ち並ぶ雑貨店・お土産屋
数多くのハンドメイド雑貨が購入できるのも、タリンのクリスマスマーケットの魅力です。
どの雑貨屋もとても賑わっており、活気ある雰囲気を感じることができます。
おすすめしたいのは、木製のバターナイフやスプーンなどのキッチン用品。ひとつ数百円(2ユーロ〜)で購入できるので、お土産にもぴったりです。
一度購入すると、長年使うことができるのも木製品のいいところですね。
クリスマスツリーに飾り付けるオーナメント専門店も出店していました。かわいいオーナメントを見ていると、ついつい購入したくなります。
それ以外にも手袋や帽子などのニット製品も多く販売されています。おしゃれな陶器類を扱っているお店も見つけました。
とってもかわいいハンドメイドの人形を販売しているお店もありました。
ひとつひとつ丁寧に作られており、女性にプレゼントしたら喜ばれそうな人形です。ひとつ10ユーロで販売していました。
こちらのお店は、ハムや干し肉などを販売しているお店です。かなり繁盛しているらしく、ひっきりなしにお客さんがソーセージなどを購入していました。
生のものは難しいですが、乾燥させてあるソーセージやジャーキーなどはお土産としても購入できそうです。
驚いたのはお店に吊るしてある「豚の足」。かなりの大きさで、間近に見ると大迫力でした。
かわいいステンドグラスを販売しているお店もあり、つい立ち止まってしまいました。全てエストニア製のものらしく、小さいものはひとつ5ユーロで購入できます。
クリスマスマーケット全体として、かなりの数の雑貨屋・お土産屋が営業しています。タリン旧市街のお土産屋で見かけないような商品も販売されていたので、ぜひいろんなお店を回って、お気に入りのものを見つけてみてください。
おわりに
今回は、エストニアの首都タリンのクリスマスマーケットをご紹介しました。
クリスマスマーケット開催時期のタリンは、普段とまた違った街の顔を見せてくれます。イルミネーション輝くタリンの旧市街で、思う存分、料理やお酒、かわいい雑貨を楽しんでみてください!