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【フィンランド】世界遺産スオメンリンナ島のおすすめ観光名所9選

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ヘルシンキからフェリーで約15分の場所にある世界遺産「スオメンリンナ島」

このスオメンリンナ島には、1748年から建造が開始された海上要塞が現存しており、当時の要塞や砲台の跡地を見つけることができます。

観光客のみならず地元の方にも人気の行楽地となっており、毎年100万人以上の人々が訪れる、ヘルシンキでも最も人気の観光スポットとなっています。

この記事では、そんな世界遺産となっている「スオメンリンナ島」のおすすめ観光名所9選をご紹介していきます。

今後、スオメンリンナ観光を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

スオメンリンナ島の歩き方

スオメンリンナ島の観光名所を効率的に回るためにおすすめしたいのが、「ブルールート」と呼ばれる観光コースを歩くことです。

スオメンリンナ島の主要観光名所は、この「ブルールート」沿いに位置しており、ブルールートは効率的に名所を回るための観光コースになっています。

島のいろいろな場所に上記のような案内板が設置されており、青色の案内板が示す方向が「ブルールート」となっています。

また、フェリーが到着するスオメンリンナ島の港のすぐ前にある観光案内所で、ブルールートが記載されているマップ(日本語あり)ももらえるので、観光前に1枚もらっておくといいでしょう。

スオメンリンナ島「アクセスと歩き方」

 

スオメンリンナ島への行き方

スオメンリンナ島へは、ヘルシンキで最も有名な市場「カウッパトリ」の近くにあるフェリー乗り場から、フェリーで約15分の距離となっています。

フェリー乗り場はヘルシンキの中心部にあり、ヘルシンキ大聖堂から徒歩5分、ヘルシンキ中央駅からも徒歩15分の距離となっています。

フェリーは、ヘルシンキ市内の全公共交通機関共通のHSLチケットで乗車することができます。

フェリー乗り場にチケット販売機が設置されているので、事前に購入してからフェリーに乗り込んでください(フェリー内でチケットを購入することはできません)。

スオメンリンナ島への行き方は、下記の記事で詳しく解説しているので、詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてください。

ヘルシンキ〜スオメンリンナ島へのフェリーでの行き方を徹底解説 毎年約100万人の観光客が訪れる、ヘルシンキでも最も人気の観光スポット「スオメンリンナ島」。 18世紀に建造が開始された国防のた...

 

スオメンリンナ島の観光名所9選

ここからこの記事の本題の「スオメンリンナ島の観光名所9選」をご紹介していきます。

ブルールート沿いの観光名所を中心に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 桟橋兵舎

スオメンリンナ島行きのフェリーに揺られて約15分。港のすぐ目の前に建っているピンク色の特徴的な建物が、「桟橋兵舎」と呼ばれる場所になっています。

兵舎という名前から分かるように、ロシア統治時代に兵隊の宿舎として使われていた歴史を持っています。

この「桟橋兵舎」には、レストラン、カフェ、ビール醸造所などが入っており、食事やブルワリー特製のビールを楽しむことができます。

また観光案内所もあり、スオメンリンナ島の簡単な歴史などを学ぶこともできます。ぜひ、観光前に一度情報収集を目的に立ち寄ってみてください。

名称:Rantakasarmi
住所:C1, Suomenlinna, 00190 Helsinki

 

2. スオメンリンナ教会

1854年、スオメンリンナ島に駐留する兵士のために建てられた「スオメンリンナ教会」。もともとは正教会の教会でしたが、フィンランドの独立後にプロテスタントの教会として生まれ変わりました。

教会の塔は、航空・海上交通の灯台としての役割も持っており、現在でも毎日稼働しています。

「桟橋兵舎」から歩いてすぐの場所にあるので、スオメンリンナ島に訪れた際は、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

 

3. スオメンリンナセンター(スオメリンナ博物館)

博物館やカフェ、観光案内所などが集合している「スオメンリンナセンター」。スオメンリンナ島の中心部に位置しており、島に訪れた人が必ず通過する道沿いに位置しています。

建物内には「スオメンリンナ博物館」が併設されており、当時使用されていた船舶や砲弾、また要塞の歴史に関するショートムービーなどを見学することができます。

カフェではパンやケーキ、コーヒーなどの軽食を販売しています。お土産も販売されているので、スオメンリンナ島に訪れた記念のポストカードなどを購入できます。

また、スオメンリンナセンターが出発地となっているガイドツアーも開催されているので、スオメンリンナ島の歴史を詳しく学びたい方は、ツアーに参加するのもおすすめできます。

ガイドツアーについてはこちら

名称:Suomenlinna Center(Suomenlinna-museo)
住所:Suomenlinna C74, 00190 Helsinki
HP:https://www.suomenlinna.fi/ja/kavijallejapani/museotjapani/
博物館入場料:8ユーロ(大人) 5ユーロ(シニア・学生) 4ユーロ(7〜17歳)
※7歳以下無料

 

4. コートヤード(エーレンスヴァルドの墓)

1760年代にスオメンリンナ島の中央広場として建設された「コートヤード」。

スオメンリンナ要塞を築いた人物である、アウグスティン・エーレンスヴァルドがこの「コートヤード」の設計をしたことで知られています。

広場中央には、船の形をした特徴的なエーレンスヴァルドのお墓が置かれています。

また、コートヤードの前には「エーレンスヴァルド博物館」として、かつてエーレンスヴァルトが公邸として住んでいた建物が公開されています。

この博物館では、当時のスウェーデン軍人の暮らしぶりを垣間見ることができるようになっています。

 

5. アーチ状の石のトンネル

エーレンスヴァルトの墓の近くには、アーチ状をした石のトンネルが続く少し変わった空間があります。

トンネル内に足を踏み入れると、とても静かで落ち着いた気持ちになることができます。

住所:エーレンスヴァルトの墓の近く

 

6. 乾ドック

船舶の製造・修理の際に使われている「乾ドック」。1760年代に建設されたものであり、現在でも使用されている乾ドックの中では、世界最古のものの一つとされています。

写真のようにたくさんの船舶が並んでおり、普段なかなか見ることができない風景が広がっています。

名称:Suomenlinna Dry Dock
住所:Suomenlinna, 00190 Helsinki
HP:http://viaporintelakka.fi/

 

7. 潜水艦ヴェシッコ

第二次世界大戦中の1930〜40年代に活躍した「潜水艦ヴェシッコ」。

戦後、フィンランドが所有していたそのほかの潜水艦は解体されましたが、この潜水艦ヴェシッコだけは保存され、現在では博物館として公開されています。

潜水艦内部の設備が当時のまま残されており、操縦室、魚雷室などを見学することができます。当時の潜水艦乗組員たちの労働環境を知ることができる、貴重な博物館となっています。

名称:Submarine Vesikko
住所:Suomenlinna, 00190 Helsinki
HP:https://www.suomenlinna.fi/ja/kavijallejapani/museotjapani/
入場料:7ユーロ(大人) 4ユーロ(シニア・学生) ※7歳以下無料

 

8. キングズゲート

スオメンリンナ要塞のシンボルとも言われている「キングズゲート」。要塞の式典用のゲートとして、1754年に建設されました。

当時要塞を建設していたスウェーデンの国王アドルフ・フレデリクがこの場所に船舶を停留させていたことから、「キングズゲート」という名前が付けられたとされています。

目の前には一面にフィンランド湾が広がっており、晴れた日には美しい風景を見ることができます。

 

9. クスターンミエッカ

スオメンリンナ島の南西部に位置する星形要塞「クスターンミエッカ」。

特徴的な星形をした要塞と、19世紀に築かれた土塁や大砲が連なる、海岸防衛線を見ることができるスポットです。

築かれた小高い土塁や丘の上からスオメンリンナ島を一望することができ、島の特徴的な地形を見ることができます。

名称:Kustaanmiekka
住所:Kustaanmiekka, Suomenlinna, 00190 Helsinki

 

おわりに

今回は、フィンランドの世界遺産となっている「スオメンリンナ島」のおすすめ観光名所9選をご紹介しました。

ユネスコの世界遺産になっているということもあり、観光名所が多くとてもおすすめできるスポットです。

ヘルシンキ中心部からフェリーで15分でアクセスできることもあり、半日で十分観光できるので、ぜひヘルシンキに訪れた際はスオメンリンナ島まで訪れることも検討してみてください!

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フリーランスのブロガー、WEBライター、YouTuber。海外大学院▶︎WEBマーケ▶︎フリーランス アニメ・ゲームが好き(AIR、CLANNAD、サマポケ、ジブリとか)|旅×ギター|仮想通貨2017年〜|会社に縛られずに自由に生きる方法を発信していきます。
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